「外国人の入場料を4倍以上に」 姫路城の発表に日本内で波紋

投稿者: | 2024年6月20日

日本の世界遺産の一つである兵庫県の姫路城が外国人観光客に対する入場料を4倍以上引き上げる方針だ。

19日、読売新聞によると、姫路市の清元秀泰市長は16日に開かれた国際会議で「(姫路城は)7ドルで入れる。もっと値上げしようかなと思っている。外国の人は30ドル払ってもらい、市民は5ドルくらいにしたい(現レートは1ドル=157.9円)」と述べ、入場料引き上げ案を発表した。外国人と自国人の入場料に差を置く二重価格を導入するという趣旨だ。

 姫路市は増える収入は姫路城の補修や過度に観光客が集まるオーバーツーリズムに対する対策準備に使う方針だ。

1993年日本で初めて世界文化遺産に登録された姫路城は、姫路市公式サイトによると、昨年の入場者は約148万人だった。このうち外国人観光客は45万人余りで、約30%に該当する。

現地では二重価格制を巡って甲論乙駁が起きている。日本最大ポータルサイトの「Yahoo!JAPAN(ヤフー・ジャパン)では83%を越える多数が二重価格設定に賛成した。ただし「観光客が減る逆効果が懸念される」「価格は内国人観光客と同じように策定してもいいのではないか。われわれが海外に行った時、同じ扱いを受けると気分が悪い」などとしながら、観光地としての立ち位置を懸念する地域住民の声もあり、市は「まだ確定ではなく、市の条例改正を通じて決めなければならない」として一歩後退した。

実際、日本では外国人観光客の急増で外国人と自国人の料金を差別化する二重価格制が広がっている。姫路市に続いて京都市も外国人観光客に対する入場料調整を検討すると発表したことがある。

2024/06/20 08:58
https://japanese.joins.com/JArticle/320130

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