10日、ロッテ・ジャイアンツとLGツインズの試合が行われた釜山社稷(サジク)球場。延長10回に登板してマウンドを降りたロッテの投手・飯村将太(28)はベンチで涙を流した。
9回裏、1-3でリードされていた状況から3-3の同点に追いついたものの、直後に失点してホーム最終戦を落としたからだ。ロッテファンは飯村の涙を見て「勝負への執念だった」と励ます声を送った。
11日の光州(クァンジュ)のKIAタイガース戦を控えて会った飯村は「ホーム最終戦でもあり、同点の場面で自分が打たれて1点を与えてしまった。チームメートにもファンの皆さんにも申し訳ないという思いが込み上げてきた」と振り返った。飯村は「(高校時代)甲子園で負けて少し泣いたが、試合中に泣いたことはなかった」と語った。
飯村は今年6月、アジアクォーターの京山将弥の代わりの選手としてロッテに合流した。それまで日本の社会人野球と台湾の実業団野球でプレーし、今回が初のプロキャリアだった。150キロを超える速球を投げる飯村は、今季32試合に登板し、2勝5敗8ホールド5セーブ、防御率6.21。突出した成績ではないが、9月にはクローザーを任されるなどブルペンで一定の役割を果たした。
飯村は「ファンの皆さん、チームメート、監督、コーチ、球団関係者から多くのサポートを受けてきた。残り2試合も最善を尽くしたい」と語った。続いて「アマチュア時代とは違う高いレベルの練習を経験し、良い打者も多く、実力を高めるきっかけになったと思う」と話した。
4カ月間のロッテ生活で最も記憶に残る瞬間を尋ねると、飯村は涙を流したその試合を挙げた。
飯村は「うれしい時もあり、不安な時もあり、活躍できた時もあったが、昨日のあの瞬間が一番記憶に残ると思う」と語った。
「当たり損ねの打球が悔しいのでは」という質問には、「野球は芯でとらえてもアウトになることもあれば、当たり損ねがヒットになることもある。それよりも昨日の試合に負けたことが悔しい」と答えた。
最後に飯村は「シーズン中に来たアマチュア出身の自分に多くの応援を送ってくださったファンの皆さんに感謝している」と述べた。
2026/10/12 10:52
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