「ハニがたった3分で40年前の日本を連れて来た」
韓国ガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)のメンバー、ハニが先月26~27日に東京ドームで開かれたファンミーティング「Bunnies Camp 2024 Tokyo Dome」で歌った『青い珊瑚礁』が国内外で話題になっている。
「ハニがたった3分で40年前の日本を連れて来た」というこのコメントはハニのユーチューブ(YouTube)の映像に書き込まれたコメントで、2万人以上が共感を表した。先月27日に投稿されたこの映像は4日後の1日午後現在で再生回数が290万回を突破した。
『青い珊瑚礁』は日本で「永遠のアイドル」と呼ばれる松田聖子が1980年に発表した歌だ。「バブル経済」が崩壊する前、日本の豊かだった時期を思い出させる名曲に挙げられる。
1980年当時に松田聖子が羽田空港飛行場でこの歌をライブで歌った映像や「お元気ですか」という名セリフで広く知られた日本映画『Love Letter』にも登場した歌という点で韓国でもかなり有名な歌だ。
ハニは日本ファンミーティングで松田聖子を連想させるショートボブのかつらに青のストライプ模様のTシャツ姿でこの歌を歌った。日本と縁故はないが、日本語で歌いこなしたハニに日本ネットユーザーは熱狂している。
日本オリコンニュースは「今をときめくアイドルが80年代の王道アイドルソングをさわやかに歌ってキラキラの笑顔を振りまくと、満員の観客はメロメロに」とし「歌唱後に会場が暗転しても衝撃の余韻でどよめきが続くほど、東京ドームは高揚感に包まれた」と伝えた。
韓国でもハニの舞台に熱を帯びた反応を送っている。
『青い珊瑚礁』という単語は最近韓日両国でX(旧ツイッター)リアルタイム人気トレンドに入った。あわせて韓国音源サイトで原曲である松田聖子の『青い珊瑚礁』の順位も急上昇中だ。先月28日、音源サイト「MelOn」で日間828位だったこの歌は2日後の先月30日には253位まで順位が急騰した。
一方、所属事務所ADOR(アドア)によると、2日間開かれたNewJeansの東京ドームファンミーティングには9万1000人の観客が集まった。NewJeansはデビューして1年11カ月で東京ドーム入りを果たしたが、これは海外アーティスト史上最短記録だ。
2024/07/02 08:41
https://japanese.joins.com/JArticle/320575