ロシア産業・通商省の高官が韓国と日本を例に挙げながら自国の経済が韓国のように財閥化していると指摘した。
オシマコフ産業・通商第1次官は4日(現地時間)に公開されたRIAノーボスチ通信のインタビューで「市場が世界的に形成され、利子が相対的に低かった時に産業は独自に作動した。しかし深刻な制裁の影響で金融協力会社と貿易会社を通した製品の販売が必要になった」とし、自国産業構造の財閥化を診断した。
オシマコフ次官は「それで現在は金融、貿易、産業資本の同時上昇、すなわち起源でなく形態として『財閥化』が必要になった。そしてこうした傾向は続くはず」とし「この言葉は韓国の『財閥』から派生した。似た言葉に日本の『財閥(ざいばつ)』がある」と指摘した。
続いて「歴史的にこうした国(韓国と日本)の資本主義は貿易を通して発展してきた」とし「日本と韓国の企業はほとんどが多分野企業だ。例えばサムスンはテレビやガス運搬船などすべてを生産する。これは東アジアの特徴」と評価した。
また「三菱やトヨタを設立した家門は当初は商人だった。資本を形成し、その下に産業資産を形成し始めた」とし「ロシアで形成は異なる形で進行した。産業、銀行、金融資本が別に形成された」と説明した。
2024/07/05 09:43
https://japanese.joins.com/JArticle/320758