2024パリオリンピック(五輪)女子走高跳で頂上に立ったウクライナのヤロスラワ・マフチフ(22)が五輪期間中もロシアの大量空襲は続いていると批判した。
6日(日本時間)、AP通信によると、女子走高跳金メダリストのマフチフは「五輪は平和を象徴する大会だ。しかしロシアは(爆撃を)止めなかった。五輪期間、ウクライナの都市に対する大規模攻撃が起きた」と批判した。
ロシアの空襲を避けてエストニア・ポルトガル・ベルギー・ドイツなど周辺国家でトレーニングを続けてきたマフチフは「国際大会で好成績を残すためには海外で訓練せざるを得ない」と話した。続いて「とても悲しいことだ。次の五輪の時はウクライナでトレーニングができるようになっていてほしい」と話した。
マフチフは4日(現地時間)、フランス・パリのスタッド・ド・フランスで開かれた陸上女子走高跳で2メートル00を記録し、ウクライナ選手として初めて同種目の五輪金メダリストになった。
マフチフは「戦争に対する警戒心を知らせるためにできるだけ多くのインタビューを受けているので睡眠が足りない」とし、世界各国の関心とサポートを訴えた。
一方、ウクライナの「国民的剣客」オリガ・ハルランは先月29日(現地時間)、フランス・パリのグラン・パレで行われた2024パリオリンピック(五輪)フェンシング女子サーブル個人の銅メダル決定戦で韓国の崔世彬(チェ・セビン)を下した後、感激の涙を流した。
試合後、共同取材区域にハルランが現れるとウクライナの記者は歓声をあげて激しく歓迎した。ハルランも一緒に大声を張り上げて感激の瞬間を共有した。歓喜に満ちたウクライナメディアと自国語で先にインタビューを受けた後、再び外信のために英語で感想を話したハルランは「(今回の銅メダルは)本当に特別だ。信じられない」とし「祖国のためのメダルで、ウクライナを守る人々のためのメダル」と明らかにした。
2024/08/06 13:55
https://japanese.joins.com/JArticle/322072