ドイツのコンサート場で日本の旭日旗を使って波紋を広げていた英国の世界的なポップスターのアデルが結局旭日旗を取り除いた。
2日(現地時間)、ドイツ・ミュンヘンの特設スタジアムで単独コンサートを開催したアデルは超大型野外スクリーンに旭日旗を登場させて韓国ファンを失望させていた。旭日旗は第2次世界大戦当時、日本が使っていた戦犯旗だ。
これについて「世界的な旭日旗退治キャンペーン」を展開してきた韓国誠信(ソンシン)女子大の徐坰徳(ソ・ギョンドク)教授はすぐにアデル側に抗議メールを送り、そのほか多くの人々がアデルのSNSに抗議コメントを残した。
徐教授は「その後行われたコンサートでは旭日旗を除いた動画が登場したと、複数のネット民が現場から情報提供してくれた」と明らかにした。だが、徐教授は「動画から旭日旗をすぐになくしたのは良かったが、公開的な謝罪がなかったのは少し残念」と付け加えた。
特に「2年前、MAROON5も公式サイトの背景写真に旭日旗模様を使って問題になったが、多くのネット民と共に抗議をしてすぐに変えることができた」とした。
徐教授は「このように私たちが非難と怒りだけをぶちまけるのではなく、旭日旗の歴史的背景を正確に知らせて二度と使用できないようにすることが重要だ」と強調した。
あわせて「今後、他のポップスターが旭日旗模様を使用した場合、アデルやMAROON5などの正しい措置事例を十分に活用していくことも重要だ」と話した。
2024/08/12 08:23
https://japanese.joins.com/JArticle/322285