ついに女子ゴルフ金メダルを獲得したリディア・コー、最年少の殿堂入りも

投稿者: | 2024年8月12日

「妹のためにプルコギと参鶏湯(サムゲタン)を作った。私たちは韓国料理なしに暮らせない(笑)」。

韓国系ニュージーランド選手リディア・コー(27、韓国名コ・ボギョン)がパリ五輪女子ゴルフで金メダルを獲得した11日(日本時間)、仏パリ郊外のル・ゴルフ・ナショナル。リディア・コーの姉コ・スルアさん(35)はこのように話した。コ・スルアさんは「妹は韓国料理が本当に好きなので、今大会期間中にも頑張れるように何度か料理を作った」と言いながら笑った。

 リディア・コーはこの日、最終第4ラウンドで4バーディー1ボギー1ダブルボギーをマーク、通算10アンダー、278で金メダルを獲得した。エスター・ヘンゼライト(25、ドイツ)が通算8アンダーで2位、林希妤(27、中国)が通算7アンダーで3位だった。

2016リオ五輪で銀メダル、2020東京五輪で銅メダルだったリディア・コーはパリ五輪で優勝し、同種目で初めて金・銀・銅メダルをすべて手にする新しい歴史を築いた。

この日の優勝でリディア・コーは米国女子プロゴルフ(LPGA)ツアー殿堂入りも確定した。LPGAツアーで通算20勝し、殿堂入りに必要な27点のうち1点が不足していたが、今回の金メダルで最後の点数を満たした。

リディア・コーは表彰式でニュージーランドの国旗が掲揚されると涙を流した。リディア・コーは「このようなことが五輪で起きたという事実が信じられない。自分が童話の中の人物になったような感じがする。これまでも本当に良いことが多かったが、今日が確実に最高だといえる」と語った。ニュージーランドの隣国オーストラリアの「ゴルフ伝説」カリー・ウェブ(50)は「リディア・コーがすべての種類の五輪メダルを獲得した。殿堂入りも決まった。リディア・コーは金字塔を築き、LPGAツアーの歴史の一部になる資格がある」と絶賛した。

1997年に韓国で生まれたリディア・コーは幼児期に親と共にニュージーランドに移住した。ニュージーランドで本格的にゴルフを始めて頭角を現したリディア・コーは2013年でプロ舞台に立ち、それ以降、各種最年少記録を塗り替えてきた。15歳だった2012年8月のカナダ女子オープンで優勝してLPGAツアー最年少優勝記録を更新し、2015年には最年少女ゴルフ世界ランキング1位になった。殿堂入りも最年少記録だ。

この日、競技場には舅の丁太暎(チョン・テヨン)現代カード副会長(64)の姿もあった。リディア・コーは2022年12月、丁副会長の息子チョン・ジュン氏(27)氏とソウル明洞聖堂で結婚した。

韓国選手は今大会もメダルに届かなかった。梁熙英(ヤン・ヒヨン、35)が6アンダーの4位タイ、高真栄(コ・ジンヨン、29)と金孝周(キム・ヒョジュ、29)はイーブンパーの25位タイで五輪を終えた。

2024/08/12 09:34
https://japanese.joins.com/JArticle/322293

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