<大リーグ>9試合連続安打…李政厚、メジャー舞台に無事定着

投稿者: | 2024年4月22日

サンフランシスコ・ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ、25)がメジャーリーグ(MLB)で9試合連続ヒットをマークした。メジャーに無事定着したという評価が出ている。

李政厚は18日(日本時間)、米フロリダ州マイアミのローンデポパークで行われたマイアミ・マーリンズ戦に3番打者として先発出場し、4打数2安打1得点と活躍した。前日に続いて3番打者として出場した李政厚は複数安打で今季の打率を2割5分7厘から2割7分0厘(74打数20安打)に引き上げた。

 連続安打記録も9試合に伸ばした。韓国人選手のメジャーリーグ連続安打記録は秋信守(チュ・シンス、SSGランダース)と金河成(キム・ハソン、サンディエゴ・パドレス)が持つ。秋信守はシンシナティ・レッズ所属だった2013年に、金河成は2023年にそれぞれ16試合連続安打をマークした。

李政厚はこの日、マイアミ先発の左腕投手トレバー・ロジャースを相手に1回に三ゴロ、3回に三振に倒れたが、6回に内野安打を、8回には右腕投手アンソニー・ベンダーから左前安打を放った。サンフランシスコはマイアミに3-1で勝利した。

李政厚はメジャー開幕戦から安打をマークし、3試合目には本塁打を打った。4日のサンディエゴ戦から3日連続ノーヒットと振るわなかったが、タンパベイ・レイズとマイアミが相手の遠征6連戦では毎試合ヒットで出塁した。

李政厚はKBOリーグでは初球をあまり打たなかった。米国でも大きくは変わっていない。6試合の24打席ですべて初球を見送った。4日のLAドジャース戦の最初の打席で初めて初球をスイングした。ソン・ジェウ解説委員は「韓国では李政厚が強打者なので、相手投手は初球に誘い球を投げたり慎重にストライクを取りにきた」とし「しかしメジャーで李政厚はルーキーだ。メジャー投手は初球から積極的に投げてくる。このため不利なボールカウントに追い込まれることもあった。それで最近は初球から果敢にスイングをしている」と説明した。

また「メジャーでは右腕投手が左打者の外角に曲がるツーシームをよく投げる。引っ張る傾向が強い李政厚としてはゴロの打球が増えるしかなかった。打球の速度はメジャートップ級だが、ゴロならヒットになりにくい。最近は外角のボールを流し打ちしてヒットにしている」と説明した。

実際、18日の試合でも李政厚は流し打ちで2本の安打をマークした。ソン委員は「考えるのは容易だが、計画を実行に移すのは容易でない。それだけ李政厚は優れた打者」と話した。左腕・右腕投手を問わずヒットを打っている点も評価される。左腕相手の打率は2割6分1厘、右腕相手の打率は2割7分5厘と大きな差はない。

2024/04/19 08:41
https://japanese.joins.com/JArticle/317636

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)