韓国と日本の気象庁の台風9号の進路予想に食い違いが見られた。
韓国気象庁によると、台風は19日未明、日本の沖縄南方の海上で発生した。勢力はまだ弱いが、台風が通過する海水温度が高く、勢力がさらに発達するものと見られる。ただ、移動距離が短く、上層に台風の発達を防ぐ気流があり、スーパー級台風になる可能性は少ない。
先立って4つの台風が全て日本に向かったのとは異なり、台風9号は今年初めて韓半島(朝鮮半島)に向かう台風だ。まだ台風の進路は変動性が大きい状況だ。
韓国気象庁は台風が同日午後遅く、済州島(チェジュド)の西の海上を通過し、明日(21日)午前0時前後に木浦(モクポ)の西の海上で熱帯低気圧に弱まるものと予想した。
一方、日本気象庁は台風が全羅南道(チョルラナムド)海岸に上陸した後、韓国を貫通して北朝鮮の咸鏡南道(ハムギョンナムド)付近まで移動するものと予想した。
一方、台風9号は今後台風の道を作り、暑さを煽るものと見られる。済州大学台風研究センターのムン・イルジュ・センター長はこの日、YTNを通じて「秋になって北太平洋高気圧の位置が平年のように、平年はほとんど韓国側に拡張して台風の道が韓国に開かれる気圧配置」とし「台風9号が韓国に来てからも9月や秋に入って台風の道が韓国側に開かれる確率がかなり高く見える」と述べた。
2024/08/20 10:44
https://japanese.joins.com/JArticle/322629