日本自衛隊トップ「個人資格の靖国神社参拝は差し支えない」

投稿者: | 2024年9月3日

日本自衛隊制服組トップの統合幕僚長が隊員の靖国神社参拝に関し、個人資格の参拝なら差し支えないと明らかにした。

吉田圭秀統合幕僚長は2日に公開された朝日新聞のインタビューで、「自衛隊の幹部らが靖国神社を集団参拝した事実が明らかになった」という質問に対し「個人の自由意思としての参拝は差し支えない」と述べた。その一方で日本の憲法に明示された政教分離原則に言及しながら「誤解を招く行動がないように留意しなければいけない」と述べた。これは、日本の憲法が「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する(20条1項)」と明示しているが、国家公務員には「 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。(20条3項)」と規定した内容を意味するものとみられる。

 吉田氏は自身の参拝計画に関しては「統合幕僚長は自衛官を代表する職務。着任して今までも、そして今後もこの職に就いている限り、参拝は全く考えていない」と述べた。統合幕僚長は韓国の合同参謀本部議長に該当する自衛官最高職位。

靖国神社は明治維新前後に日本で起きた内戦と日帝が起こした数多くの戦争で亡くなった約246万6000人の英霊を追悼する施設だ。ここには極東国際軍事裁判(東京裁判)で処刑された東条英機元首相ら太平洋戦争A級戦犯14人も合祀されている。

自衛隊の幹部を含む数十人は今年1月に靖国神社を集団参拝した。続いて自衛隊を指揮する木原稔防衛相も日本の敗戦日の先月15日、この神社を参拝して論議を呼んだ。

2024/09/03 07:36
https://japanese.joins.com/JArticle/323192

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