セルギー・コルスンスキー在日ウクライナ大使が、第2次世界大戦のA級戦犯を合祀した東京靖国神社を参拝した。大使館のソーシャルメディアに掲載されたコルスンスキー大使の参拝写真は、批判を受けて削除された。
在日本ウクライナ大使館は3日、Xに「コルスンスキー大使が靖国神社に参拝し、祖国のために亡くなった人々を哀悼した」として3枚の写真を投稿した。コルスンスキー大使が案内を受けて神社内部に入場する写真、芳名録に署名する写真、手水の写真を一つの掲示物にまとめて公開した。
大使館の掲示物はすぐに批判を浴びた。ほとんど日本語で「靖国神社は戦争犯罪者を合祀したところ」「侵略被害国大使が太平洋戦争侵略者を哀悼した。行くべきではなかった」という指摘が出た。「ウクライナの平和のためにこれまで2万円を寄付したが、これ以上は送らない」として個人後援をやめるという書き込みもあった。
大使館の掲示物は4日現在削除されている。しかし、大使館のXアカウントで批判の書き込みは、他の掲示物に続いている。コルスンスキー大使と大使館はいずれも靖国神社を参拝した背景を説明していない。
2024/09/05 11:21
https://japanese.joins.com/JArticle/323341