日本の平田、新韓東海オープンで優勝…韓国キム・ミンギュは4位

投稿者: | 2024年9月9日

韓国プロゴルフ(KPGA)ツアーとアジアンツアー、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が共同主管する第40回新韓東海(シンハン・ドンヘ)オープンの優勝トロフィーが再び日本に渡った。平田憲聖が同大会で12人目の外国人チャンピオン、4人目の日本人優勝者になった。

平田は8日に仁川(インチョン)のクラブ72CCのオーシャンコースで開かれた新韓東海オープン最終ラウンドで、1イーグル、6バーディー、2ボギーの通算22アンダーでトップに立った。優勝賞金は2億5200万ウォン(約2700万円)。平田はKPGAツアー5年間のシード権と、アジアンツアーとJGTOの2年間のシード権を副賞として得た。準優勝は通算21アンダーのトラビス・スマイス(オーストラリア)となった。韓国選手ではキム・ミンギュが17アンダーで4位に入った。

 この日のラウンド序盤の主導権はスマイスがつかんだ。1番ホール(パー4)から7番ホール(パー5)まで7連続でバーディーとなり通算20アンダーで単独トップとなった。スマイスは8番ホール(パー3)でパーを記録した後、パー4の9番ホールでバーディーを追加しKPGAツアー9ホール過去最少打タイの28打となった。

しかし平田の底力も侮れなかった。5番ホール(パー5)のイーグルを含め前半だけで5アンダーとなり、パー4の11番ホールでは4メートルの下り坂でバーディーパットを成功させ通算22アンダーで単独トップに躍り出た。続く13番ホール(パー5)と15番ホール(パー4)でバーディーを追加し早々に勝負を決めた。

大阪生まれの平田はドライブショットの平均距離が290.64ヤード(41位)で長打者に分類されてはいない。しかし62.54%(11位)のフェアウエー安着率と72.00%(4位)のグリーン的中率を前面に出し昨年JGTOで2勝を収めた。今シーズンは今大会含め3勝を達成した。

新韓東海オープンは故国を懐かしむ在日韓国人らが1981年に創設した。2022年に同大会を制覇した比嘉一貴以来となる優勝トロフィーを日本にもたらした平田は「ラウンド中に応援してくれた韓国のギャラリーに感謝する。今後世界舞台でさらに活躍できる選手になれるよう努力したい」と話した。

一方、この日京畿道利川(キョンギド・イチョン)のブラックストーンCCで終わった韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーメジャー大会KB金融スターチャンピオンシップでは19歳のルーキー、ユ・ヒョンジョが通算13アンダーの275打で初めて優勝した。昨年の杭州アジア大会で個人戦銅メダルと団体戦銀メダルを獲得したユ・ヒョンジョは初めての優勝を決め、今シーズンの新人王受賞を事実上予約した。優勝賞金は2億1600万ウォン。

2024/09/09 12:02
https://japanese.joins.com/JArticle/323458

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