【TV朝鮮】(アンカー)
韓国国会はきょう、経済分野で3日目の対政府質問を続けます。10日に開かれた外交・統一・安全保障分野の対政府質問では、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の対日政策を巡って与野党が激突しましたが、暴言レベルの攻防と大声のやりとりがありました。チェ・ウォンヒ記者のリポートです。
(記者リポート)
今月9日から始まり、3日目を迎える国会の対政府質問。きょうは経済分野で対政府質問が続きます。
野党は大規模な商品取引代金未払いという事態を呼び起こしたTMON・WEMAKEPRICE問題に対する韓国政府の責任を追及し、与党は全国民25万ウォン(約2万7000円)支援の実効性や金融投資所得税を巡って野党を圧迫する見込みです。
きのうの外交・安全保障分野の対政府質問は、民主党が閣僚の欠席に対し後から反発したことで、予定より5時間遅い午後7時に始まりました。
(鄭東泳〈チョン・ドンヨン〉/共に民主党議員)
「尹錫悦政権にニューライトはいますか? いませんか?」
(韓悳洙〈ハン・ドクス〉/首相)
「イデオロギーで論争して色塗りをして国民を分断して、こういうのは望ましくありません」
野党の「親日」攻勢の過程で大声がやりとりされることもありました。
(議場からやじ)「ほんとに韓国の首相なんですか?」
(韓悳洙〈ハン・ドクス〉/首相)
「そうですよ! 韓国の首相です」
(議場からやじ)「日本の首相みたいですよ」
(韓悳洙〈ハン・ドクス〉/首相)
「とんでもない!」
与党は、野党の戒厳令疑惑提起は妄想だと批判しました。
(林鍾得〈イム・ジョンドク〉/国民の力議員)
「荒唐無稽な政治扇動かつ極端な妄想だと考えていますが、次官のお考えはどうですか」
(金善鎬〈キム・ソンホ〉/国防部〈省に相当〉次官)
「はい、同意します」
張耿態(チャン・ギョンテ)議員は、尹錫悦大統領夫妻が先月24日に韓国軍のゴルフ場を利用した疑惑を提起し、金竜顕(キム・ヨンヒョン)国防長官は「情報提供だけを持ち出して言うべきではない」と反論しました。TV朝鮮、チェ・ウォンヒがお伝えしました。
(2024年9月11日放送 TV朝鮮『ニュースパレード』より)
2024/09/11 11:00
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/09/11/2024091180070.html