120人の命を奪った日本のサプリメント「紅麹」…原因物質は「プベルル酸」

投稿者: | 2024年9月19日

120人の死亡者を出した小林製薬の「紅麹」成分健康サプリメントの被害原因物質を突き止めたと日本厚生労働省が発表した。

18日、NHKや朝日新聞によると、厚生労働省は青カビ由来のプベルル酸(puberulic acid)が製品を摂取した被害者に腎臓障害を引き起こしたことが確実視されると明らかにした。

 国立医薬品食品衛生研究所は小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」に意図せず含まれた成分と健康被害の関連性を動物実験などを通して調査してきた。プベルル酸以外に該当のサプリメントから見つかった他の2つの化合物は腎臓に対する毒性が確認されなかった。

紅麹コレステヘルプは2021年発売以降、約110万個が売れた。紅麹は米などをベニコウジカビ(紅麹菌)で発酵させて赤くしたもので、コレステロール分解効果などがあるという。

しかし最近3年間、該当の製品を摂取した人が腎臓疾患の悪化で死亡する事例が続いた。

被害発生後、同社の製品からプベルル酸が見つかったが、原因物質であるかどうかはこれまで究明されなかった。厚生労働省は製品製造過程で青カビが混入して毒性があるプベルル酸が発生したと推定した。

一方、小林製薬が今月15日までに報告した被害現況によると、同社の製品摂取後に死亡した人は120人に達する。

2024/09/19 09:17
https://japanese.joins.com/JArticle/323885

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