「5年間出店・販売手数料0%、保証金0ウォン保障」(アリエクスプレス・コリア)
「Kビューティー開発から販売・ブランド運営全般支援」(アマゾングローバルセリング・コリア)
アマゾンやアリエクスプレスなど米国と中国の電子商取引(EC)企業が韓国の販売業者誘致競争に突入した。韓国販売業者の海外直接販売需要を攻略し、韓国ビューティーやファッションなどを各プラットフォームの核心能力として前に出すためだ。
アリエクスプレスは25日、ソウルで第1回コリアセラーフォーラムを開き、来月に始まる「グローバルセーリングプログラム」を公開した。今後アリエクスプレス・コリアの韓国商品専用館「Kベニュー」出店者の商品はアリが進出した180カ国の1億5000万人の消費者に紹介される。まず米国、日本、フランス、スペインのアリのサイトでKベニューに出店した1万以上の販売者の製品を販売した後、徐々に販売国と地域を拡大するというのがアリの説明だ。アリエクスプレスは韓国の業者を誘致するため、5年間仲介・販売手数料0%、保証金0ウォンを保障すると明らかにした。
6月にアマゾングローバルセリング・コリアは韓国のビューティーブランドを対象に「アマゾンKビューティーカンファレンス」を開催し、海外直接販売支援戦略を紹介しながら韓国の販売業者誘致に出た。7月に開いた有料会員対象の最大割引行事「アマゾンプライムデー」にはビューティーカテゴリーの代表商品として韓国ビューティーを前に出し2日間で約188億ウォンの売り上げを得た。コスRX、ラネージュ、エストラ、APRなど韓国ブランドが売り上げ上位を記録した。
韓国の販売業者確保に乗り出したこれらプラットフォームは世界のEC市場をめぐり激しく競争中だ。市場調査会社スタティスタが集計した世界のECシェアを見ると、昨年9月基準でアマゾンが24%、アリエクスプレスが16%、シーインが9%、テムとイーベイが各7%などの順だ。
2024/09/26 10:46
https://japanese.joins.com/JArticle/324199