元フィギュアスケート韓国代表キム・ヨナさんのライバルで、元日本代表の浅田真央さん(34)が「ヨナは私にとって大切な存在」と語った。
浅田真央さんは17日、ソウル市内のロッテホテルで行われた日本航空(JAL)の金浦-羽田就航60周年記念式で「ヨナがいなかったら私はこの場にいなかったでしょう」とスピーチをした。
そして、「ヨナと一緒にアジアを代表するフィギュアスケート選手として一時代をリードできてうれしかったです。初めてヨナに会ったのは14歳の時でした。母親同士も知り合いなので、お互いにおにぎりとキムチを渡しあったりするほど仲が良かったです」と言った。
浅田真央さんはキム・ヨナさんを「ヨナ」と呼び、親近感を持っている様子だった。この式には韓国航空業界や旅行業界の関係者約200人が出席したが、日本航空の一部社員を除いては浅田真央さんが来韓することを知らなかったという。
キム・ヨナさんと浅田真央さんは同い年で、2000年代中後半から2010年代初めまでフィギュアスケートの世界的な大会に出場して数々の優勝を果たし、ライバル関係にあった。
浅田真央さんはフィギュア世界選手権で金メダルを3回獲得したが、2010年バンクーバー冬季五輪ではトリプルアクセルを3回成功させながらもキム・ヨナさんに金メダルを譲らなければならなかった。
日本のフラッグ・キャリアである日本航空は韓日国交正常化より1年早い1964年から金浦-羽田路線を就航させている。大韓航空と共同で週3回の運航を開始して以来、現在も毎日3便を運航中で、最も長い期間にわたり同路線を運航している。
チェ・ヘスン記者
2024/10/19 09:00
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