仁川(インチョン)国際空港が2001年開港以来、四半期基準で歴代最多の旅客実績を記録した。
仁川国際空港公社は21日、今年7-9月期の仁川空港国際線旅客実績が1815万6842人を記録したと明らかにした。
これまでの最多旅客実績である2019年7-9月期の1729万4471人より1.3%増加した数値で、昨年7-9月期(1541万9010人)に比べると17.8%増加した。
公社は夏季の繁忙期および秋夕(チュソク、中秋)連休の旅客増加、日本・米州路線の旅客実績達成、中国路線旅客の回復などを理由に分析した。
地域別旅客実績は東南アジア(502万3073人、全体の27.7%)、日本(439万1793人、24.2%)、中国(290万306人、16.0%)、米州(179万1340人、9.9%)、北東アジア(172万141人)の順だった。
7-9月期の運航実績は10万5672回で、以前の最多実績だった2019年7-9月期(10万2363回)比3.2%増加し、記録を更新した。
今年の7-9月期の乗り換え客は218万5163人で、2023年7-9月期(199万8054人)に比べ9.4%増えた。2019年7-9月期(222万474人)に比べて98.4%の回復率となった。公社側は米中葛藤以来、中国・米州路線から仁川への乗り換えの需要が増加した影響を受けたとみられると分析した。
国際線の貨物実績は72万6555トンで、前年同期(69万8213トン)に比べて4.1%増加した。電子商取引の増加や輸出実績の好調が影響した。
イ・ハクジェ社長は「航空需要の増加傾向に合わせて今年末に予定された第4段階拡張事業を適期に完了し、国民の皆様により安全で便利な空港サービスを提供する」と述べた。
2024/10/22 08:23
https://japanese.joins.com/JArticle/325207