メジャーリーグ(MLB)ワールドシリーズでLAドジャースがニューヨーク・ヤンキースに2連勝した。ドジャースは27日(日本時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で、先発投手の山本由伸の好投と本塁打3発で4-2で勝利した。
前日の第1戦でフレディ・フリーマンの延長サヨナラ満塁弾で劇的な勝利をつかんだドジャースはホームで2勝し、優勝にまた一歩近づいた。7戦4勝制のワールドシリーズの歴史で第1・2戦で連勝したチームの優勝確率は84%(92回のうち77回)。
両チームは29日からヤンキースのホーム球場、ニューヨークのヤンキースタジアムへ移動して第3-5戦を行う。ヤンキースはクラーク・シュミット、ドジャースはウォーカー・ビューラーを第3戦の先発投手として予告した。
ドジャース先発の山本は6イニング1/3を1被安打(本塁打)2四球4奪三振1失点と力投し、勝利の貢献者になった。3回にフアン・ソトにソロ本塁打を浴びたのが唯一の失点だった。4-6回を連続で3者凡退に防いだ山本は7回にジャンカルロ・スタントンを二飛に仕留めた後、マウンドを降りた。山本にMLB投手歴代最高額(12年・3億2500万ドル)を出したドジャースの投資が無駄な支出でなかったことを証明する試合だった。
ドジャース打線はこの日、本塁打3発で4得点し、勝利を決めた。母が韓国人のトミー・ヒョンス・エドマンが2回、ヤンキース先発カルロス・ロドンを相手に先制ソロ本塁打を放った。1-1と同点に追いつかれた3回二死一塁の場面ではテオスカー・ヘルナンデスの2ランでまたリードし、第1戦のヒーローだったフリーマンの2者連続となる本塁打で4-1とした。
ヤンキースは9回の最後の攻撃でスタントンのタイムリーで1点を返した後、一死満塁のチャンスを迎えたが、後続打者が三振と外野フライで退き、勝負を覆すことができなかった。今年MLBホームラン王(58本)のヤンキースの看板打者アーロン・ジャッジは4打数無安打(3三振)と不振が続いた。
一方、ドジャースのスーパースター大谷翔平は7回に四球で出塁した後、二盗を狙ったが、肩を痛めて試合から抜けた。大谷もこの日、3打数無安打1四球に終わった。
MLBドットコムは「大谷は左肩が脱臼した。すぐに病院で検診を受ける予定」と伝えた。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「ひとまず(肩が)動く範囲に問題はないようだ。次の試合に先発出場することを期待している」と話した。
2024/10/28 07:56
https://japanese.joins.com/JArticle/325452