現代自動車社長「電気自動車の需要停滞で時間稼げた…バッテリー・シャーシ一体型プラットフォーム準備」

投稿者: | 2024年10月29日

現代(ヒョンデ)自動車の張在勲(チャン・ジェフン)社長が、世界的な電気自動車の需要停滞が現代自動車には新たなプラットフォームを準備しラインナップを拡大する機会だと明らかにした。

日本経済新聞主催で28日に東京で開かれた世界経営者会議でのことだ。張社長は現代自動車の未来事業戦略とグローバルビジョンを主題に電気自動車(EV)戦略、水素、ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)などについて対談した。

 現代自動車の電気自動車戦略について張社長は「2030年までに21モデルの電気自動車ラインナップを構築し200万台を販売する。900キロメートル以上の走行距離と四輪駆動を備えた走行距離延長型電気自動車(EREV)で市場をリードするだろう」と話した。北米や中国など核心市場で2026年末までにEREVを量産し、ゼネラルモーターズ(GM)やウェイモなどグローバルパートナーシップも強化するという構想だ。

また、現代自動車の水素バリューチェーンブランドである「HTWO」を活用して世界的な水素生態系を構築するとし「現代自動車は生産・保存・運送・活用などすべての水素生態系を連結するバリューチェーンを通じて水素エネルギーモビライザーとして生まれ変わるだろう」とした。

張社長は特派員と会い「(電気自動車の需要停滞のおかげで)時間を稼げたし、機会にしたい。ハイブリッドなど現代自動車の柔軟な対応体系で不確実な市場環境に対応している」と明らかにした。続けて「電気自動車専用プラットフォーム『E-GMP』に続く新たなプラットフォームを開発中であり、新しいプラットフォームではバッテリーとシャーシの一体型で電気自動車を製作できるだろう」と話した。

現代自動車インド法人の企業公開(IPO)に対しては「10年後車を最も多く買う所がどこか見た時にインドが最も有望だと判断した。現代自動車のインド事業の割合は7%だがインド法人の時価総額は韓国現代自動車の時価総額の約半分」と話した。

2024/10/29 08:35
https://japanese.joins.com/JArticle/325514

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