【ニューヨーク聯合ニュース】韓国や米国、日本など国連加盟国50カ国は1日(現地時間)、北朝鮮制裁の履行状況を監視する安全保障理事会の専門家パネルの活動が停止したことについて、客観的かつ独立的に北朝鮮の制裁違反行為を監視する努力が必要だと訴える共同声明を発表した。また、韓米日が主導し、専門家パネルを代替する組織を早期に設立する案を検討することにした。
声明は米国のトーマスグリーンフィールド国連大使が米ニューヨークの国連本部で発表した。
専門家パネルは4月30日に任期が終了した。3月末、パネルの任期を延長する決議案にロシアが拒否権を行使した。パネルは北朝鮮の制裁違反を調べ、年2回報告書をまとめてきた。
トーマスグリーンフィールド氏は「北朝鮮に対する制裁決議は依然として有効だ」として、「北朝鮮は多数の安保理決議による義務を順守しなければならない」と強調した。専門家パネルを代替する組織に関しては「多数の可能性を検討している」とし、「加盟国に提案するアイデアを韓国、日本と緊密に議論している」と明らかにした。
2024/05/02 08:18
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20240502000200882