米国防長官と会った石破首相「韓国の情勢、誰もこうなるなんて思わなかった」

投稿者: | 2024年12月11日

石破茂首相が10日、米国のロイド・オースティン国防長官の表敬訪問を受けて会談し、韓国戒厳事態を念頭に置いて「韓国の情勢がこうなるとは誰も思わなかった」と明らかにした。

石破首相はこの日、日本を訪問中のオースティン長官と都内の首相官邸で会い、「1週間で世の中はがらっと変わってしまう」と話した。

 石破首相は韓国戒厳事態やシリアのアサド政権崩壊など最近発生したことが歴史的な事件になるだろうとしながら、責任を持たなくてはならないと付け加えた。

◇米国防長官「今は非常にダイナミックな時期…日本の堅実さに感謝」

オースティン長官は「石破首相が指摘した通り、今は非常にダイナミックな時期であり、日本の堅実さに感謝する」とし、米日同盟が地域内の平和と安定の礎であり続けることを願うと話した。

オースティン長官はまた、在任期間の成果に言及しながら米日同盟が以前より強力になったと評価して「韓国、オーストラリア、フィリピンなど志を同じくする国々と多くの協力を行った」と話した。

オースティン長官は石破首相との会談に続き、中谷元防衛相とも会談した。オースティン長官は冒頭発言で「韓国と歴史的な3者協力を進展させようと思っている」とし、米国の韓国と日本に対する抑止力が鉄桶のようだと強調した。

あわせて北朝鮮のウクライナ戦争参戦と挑発行為、ロシアのウクライナ侵攻、南シナ海や東シナ海などの場所で起きている中国の強圧的行動などを平和と安定に対する挑戦に挙げて、このような挑戦に自信を持って断固とした姿勢で臨んでいると強調した。

中谷防衛相はオースティン長官が過去4年間、米日同盟強化を推進してきたことに対して謝意を表した。

これに先立ちオースティン長官は前日東京近郊の横須賀海軍基地に停泊した米空母ジョージ・ワシントンで開かれた記者会見で「われわれと大韓民国の関係は鉄桶のようだ」とし「今後もそうしていく」と明らかにした。

あわせて「韓国が国内政治的挑戦を解決すると確信しているが、それについてはいかなる方法であろうと言及しはしない」と話した。また、韓国の政治的危機状況の中で北朝鮮が挑発を敢行するほどの変化をまだ確認することはできなかったと話した。

2024/12/11 07:24
https://japanese.joins.com/JArticle/327252

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