韓国済州(チェジュ)と日本東京をつなぐ空の道が7月から再開される。済州~東京直航路線はコロナ禍など悪材料で2021年3月7日の運航を最後に中断された。
6日、済州観光業界によると、大韓航空は7月1日から済州と東京成田空港をつなぐ定期路線を週3回運航する予定だ。大韓航空関係者は「日本現地と調整中の日程が計画通り進めば7月から週3回済州~東京直航路線を運航する」と話した。
済州観光業界は済州~東京直航路線の再開に前向きな反応を示している。業界はこれまで東京直航路線再開のために動いてきたが、コロナ禍以降は日本観光に人気が集まり、成田空港スロットの確保で困難に陥っていた。これまで済州をつなぐ日本直航便はティーウェイ航空の済州~大阪週7回路線が唯一だった。
済州ドリームタワー(グランドハイアット済州)を運営中のロッテ観光開発関係者は「日本国内のホテルとカジノ客を集めるために東京直航路線の再開に合わせて現地事務所の開所を準備しているところ」としながら「日本観光客誘致のためのオーダーメード型商品を構成する」と明らかにした。
日本路線の他にも中国と済州をつなぐ直航路線が追加で確定し、中国人観光客の済州へのアクセスも一層強化された。チェジュ航空が26日から済州~西安直航路線(週2回)、中国南方航空は6月から済州~ハルビン直航路線(週2回)の運航をそれぞれ開始する。また、6月の運航を目指して青島(週4回)、天津(週4回)、長春(週2回)直航路線も運航を再開するとみられ、航空便に一層アクセスしやすくなる見通しだ。
済州空港国際線は4月基準で週142回が運航していて一日平均6000人を越える旅客が空港を利用している。7月から済州空港国際線がコロナ禍以前の水準を上回る週186回に達する展望だ。今年に入って5日までに済州を訪れた外国人観光客は57万1584人で昨年10万7303人に比べて5倍以上増えた。
済州空港は文化体育観光部などと共に26日から来月10日まで「2023-2024韓国訪問の年 記念歓迎週間」と位置づけて歓待イベントを行う。また、トルハルバンや海女、ハルラボンなどをモチーフにしたフォトゾーンやSNSアップロード・ルーレットゲームを通した記念品贈呈イベントを開催し、安全旅行ガイドを配布する。
2024/05/07 15:50
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