メジャーリーグ(MLB)LAドジャースのスーパースター大谷翔平(31)が「日本野球の心臓」東京ドームで今季初の本塁打を打った。
大谷は19日、東京ドームで行われたMLBワールドツアー東京シリーズ、シカゴ・カブスとの第2戦でシーズン1号ソロを放った。ドジャースが5-2とリードした5回一死後、カブスの2番手ネイト・ピアソンの160キロの速球を右中間に運んだ。
外野の観客がこの打球を捕球しようとして逃し、ボールはグラウンドに落ちたが、ビデオ判定の末、ホームランと判定された。東京ドームの観客を埋めた4万人の観客は大歓声で大谷のシーズン1号を祝った。
昨年ナショナルリーグの本塁打(54本)になった大谷は開幕前から長打力を見せていた。15日の読売ジャイアンツとのプレシーズンゲームで日本代表の投手、戸郷翔征から2ランを放った。
MLBシーズン開幕戦の前日(18日)の東京シリーズ第1戦では5打数2安打2得点と活躍し、チームの4-1の勝利に寄与した。続く開幕2試合目で本塁打を打ち、日本の野球ファンの大声援に応えた。この日、1番・指名打者で先発出場した大谷の打撃成績は3打数1安打(1本塁打)2四球1打点1得点。
昨年末にドジャースに入団した「怪物投手」佐々木朗希(24)はドジャースタジアムよりも慣れた東京ドームでメジャーデビューし、3イニングで5四球など制球に苦しんだ。佐々木は57球を投げ、1被安打3奪三振1失点で降板した。最高球速は161キロだった。
母が韓国人のドジャース内野手トミー・ヒョンス・エドマンはチームが2-0とリードした3回二死後に左越ソロを放ち、今季MLBの1号本塁打の主人公になった。
ドジャースは大谷、エドマン、エンリケ・ヘルナンデスの本塁打3発などで6-3で勝利した。主戦力のムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンが体調不良とけがで出場できなかったが、東京で2連勝して気分よく帰国することになった。
2025/03/20 09:08
https://japanese.joins.com/JArticle/331443