ナチスのバッジをつけた16歳まで尹奉吉追悼館に反対…一線越える日本の嫌韓デモ

投稿者: | 2025年4月1日

 日本の右翼団体が尹奉吉(ユン・ボンギル)義士の殉国地である石川県金沢市で進められてきた追悼施設を問題視し、大規模な嫌韓デモを拡大している。日本の右翼はこの問題を口実に、東京新宿のコリアンタウンにも車を動員して騒ぎ立てるなど、これらに対する懸念が高まっている。

 金沢市の韓国人団体の関係者は31日、ハンギョレに「前日、全国から右翼団体の車80台余りが金沢都心に集結し、街頭集会を行ったことで、市内が一大混乱に陥った」とし、「全国の右翼が総集結したとみられる中、(在日コリアンなどが)彼らを監視し、プラカードを持って反対デモを行った」と伝えた。当時の映像によると、極右団体は大型スピーカーをつけた街宣車の中で「尹奉吉は日本人を殺傷したテロリスト」、「朝鮮人は日本から出て行け」というなど嫌悪(ヘイト)発言を続けた。右翼団体が投稿した動画の中では、自分を16歳と紹介した青少年が第2次大戦当時、ドイツのナチ党の象徴であるかぎ十字(ハーケンクロイツ)のバッジをつけ、街宣車に搭乗し、「戦後世界を変えるため、奪われた誇りを取り戻すため、声をあげている」として集会状況を中継したりもした。この日、日本現地警察は機動隊を含む数百人余りを投入し、警戒に当たった。ところが、極右団体のメンバーたちは集会に抗議する市民のプラカードを奪ったり、威嚇するような行動を繰り返し挑発した。

 金沢市は、日本による植民地時代、中国上海で爆弾義挙後に殉国した尹義士の記念碑と暗葬之跡碑がある場所だ。以前から日本の右翼団体は石川県の在日本大韓民国民団(民団)本部などを標的にして大小のデモを行ってきた。特に今年1月、尹義士追悼活動をしてきた韓日の一部の人々が金沢駅付近に「尹奉吉義士追悼案内官」を推進することが知られ、極右団体の動きが激しくなっている。

 同日も右翼団体は、同地域の民団本部事務室をはじめ、現地の在日同胞の活動半径を中心に街宣車デモを行った。地元メディアの北國新聞は、県警が厳戒態勢を敷き、各所にバリケードが設けられたとし、極右車両が交差点を通る度に一般車両が通れないほど激しい交通渋滞が発生したと報じた。特に「尹義士追悼案内官」推進施設があるとされる金沢市本町周辺では、数十台の車両がぐるぐる回りながら午前11時から約3時間にわたってデモを続けた。一部の日本メディアの報道が右翼団体の態度に便乗し、状況を悪化させている。この日、右翼系の産経新聞は「1932(昭和7)年に中国・上海で日本軍首脳部を死傷させた爆弾テロ事件の実行犯、尹奉吉の追悼記念館の開設が金沢市内に計画され、波紋が広がっている」と報道した。

 1月以後、尹義士記念館の推進を口実に本格的に始まった右翼の挑発は、時間が経つにつれ激しさを増している。今月2日には、日本の右翼団体所属のある男性が車で民団ビルの1階に突進する事件が起きた。今月25日には、尹義士の殉国当時、暗葬されていた場所に暗葬之跡碑を設置するよう土地を永久賃貸した石川県金沢市を相手取り、日本の極右団体所属のある人物が「尹奉吉碑墓地使用許可取り消し」訴訟を起こし、裁判所が却下判決を下した。

 尹義士関連極右団体による街宣車デモは金沢を越えて他の地域にも広がっている様子だ。19日、ある極右団体のメンバーは、日本東京の韓国人商店街が密集している新宿大久保のある建物の前で「反日行為をした人々を日本から追い出さなければならない」として街宣車デモを行った。日本国内の代表的韓流街に挙げられるこの地域は2012年以後、極右団体が嫌韓雰囲気を作り、数年にわたり多くの商店が廃業するなど大きな被害を受けた。

2025/03/31 19:08
https://japan.hani.co.kr/arti/international/52806.html

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