エイプリルフールに米国公務員たちはこのように解雇された…「『イカゲーム』のようで侮辱的」

投稿者: | 2025年4月3日

ドナルド・トランプ政府の大量解雇によって職場を失った米国保健福祉省のある公務員が、一日で解雇を通報された状況が韓国ドラマ『イカゲーム』のワンシーンのようだったとたとえた。

2日(現地時間)、米ワシントンDCの地域放送WTOPによると、前日朝に保健福祉省庁舎前では出勤した職員が長い列に並んで出入証バッジを出入口にタッチして該当出入証で通過できるのか確認する手続きが数時間続いた。

 出入証をタッチしたときに入口に設置された電子灯が緑色ならそのまま残ることになったという意味で、赤色なら解雇されたという意味だと職員は伝えた。

WTOPはエイプリルフールに起きたこの状況が「ジョークではなかった」とし「彼らのバッジが作動しなければトランプ政府が推進中の人材縮小作業により雇用を失ったという意味」と伝えた。

2時間並んだ末に出入証をタッチして赤色になったというある職員はインタビューで「それはまるで『イカゲーム』のようだった」と話した。

この職員は「それは侮辱的だった」とし、電子灯に赤色がついた後、自身の荷物をまとめるために建物の中に入る時は誰かが同行しなければならなかったと伝えた。

これは『イカゲーム』で一瞬のうちに参加者の生死が分かれる状況を遠回しに言ったものとみられる。『イカゲーム』で最もよく知られたゲーム「ムクゲの花が咲きました」(日本の「だるまさんが転んだ」と類似)というゲームに登場する赤信号と緑信号が視聴者の心に刻印され、米国で「レッドライト、グリーンライト(Red light,Green light)」と呼ばれている。

また別の保健福祉部公務員は前日午前5時直後に出勤して駐車場から庁舎に入る入口で出入証が作動せず解雇された事実を知ることになったとし、「彼らは今、連邦政府職員を拷問している」と話した。

WTOPのインタビューに応じた職員たちは地域社会のメンタルヘルスおよび薬物利用問題を扱う部署で仕事をしていたが、彼らは自分たちの業務がこれまで多くの命を助けてきたと明らかにした。

ある職員は「私たちがもうすぐ目にするのは、薬物の服用過多による死亡が増加し、最も疎外された地域社会が最も大きな影響を受けることになるということ」としながら「心が痛む」と話した。

別の職員も「この国で奉仕できて光栄だった」とし「人々が私たちをそんなふうに簡単に解雇することは心が痛むこと」といった。

米国メディアによると、連邦政府を効率化して支出を減らすというトランプ政府の指針に従い、前日保健福祉省をはじめ、食品医薬局(FDA)や疾病対策センター(CDC)などの傘下機関で大規模な解雇が本格的に始まった。

保健福祉省所属職員は合計8万2000人で、解雇される1万人の他に追加で1万人が政府効率化省(DOGE)の主導するいわゆる「自発的退職プログラム」などにより部署を離れる予定だ。

トランプ政府はこれを通じて年間18億ドル(約2650億円)の費用を節減することができると明らかにしている。

だが、食品医薬品安全と公衆衛生分野の核心人材が大幅に減員され、米国の衛生緊急事態対応能力が低下する可能性があるという懸念も出ている。

2025/04/03 13:28
https://japanese.joins.com/JArticle/332080

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