代表チームの韓日戦、11月に東京ドームで2試合

投稿者: | 2025年4月18日

韓国野球代表チームが「侍ジャパン」を相手に11月に「韓日戦」を行う。韓国野球委員会(KBO)と日本野球機構(NPB)は17日、東京で記者会見を開き、「11月15、16日に東京ドームで両国野球代表チームが評価試合を行うことにした」と発表した。

この日の記者会見には許亀淵(ホ・グヨン)KBO総裁、柳志炫(リュ・ジヒョン)韓国代表監督、榊原定征NPBコミッショナー、井端弘和日本代表監督らが出席した。

 今回の評価試合は昨年7月にKBOが発表した「KBOリーグ・チームコリアレベルアップ・プロジェクト」の一環。KBOは「来年3月のワールドベースボールクラシック(WBC)を控え、代表選手の競争力を点検するため今回の評価試合を企画した」とし「プロ野球シーズン終了後、野球が恋しくなる韓日の野球ファンに新たな楽しみを提供する意味もある」と説明した。

許総裁は記者会見で「日本は最近の国際大会で優勝を逃していない世界最強だ。2008年北京オリンピック(五輪)以降、プロ選手が参加した代表チームの試合で韓国が日本に勝った記憶はほとんどない」とし「WBCを3カ月後に控えた時点に日本と対戦する機会を得ることになり、我々の代表チームに良い経験になると確信する」と述べた。

韓国野球が北京五輪の金メダルを獲得して以降、日本の最精鋭代表チームに勝利したのは2015年のプレミア12準決勝が唯一だ。当時7回まで0-3とリードされていた韓国は8回に一挙4得点して逆転勝ちし、決勝でも勝利して優勝した。許総裁は「今回の評価試合と2026年WBCを通じて韓国野球の競争力を立証したい」とし「与えられた状況の中で最強の戦力を構成して良い試合をする」と誓った。

この試合が代表監督デビュー戦となる柳志炫監督も「日本野球の心臓の東京ドームで日本代表と対戦することになり、ときめいて震える」とし「WBCを控えて行う試合であるだけに、韓国選手のコンディションを点検して日本の戦力も分析する機会にしたい」と話した。

韓国と日本は来年3月に開催されるWBC第1ラウンドのC組に名を連ねた。台湾・オーストラリア・チェコもC組に入り、各組上位2カ国が進出できる第2ラウンド(8強トーナメント)行きを争う。

井端監督は韓国の警戒対象1号でメジャーリーガーの李政厚(イ・ジョンフ、サンフランシスコ・ジャイアンツ)を挙げ、「韓国は投打ともに力のある選手が多い印象で、以前にも苦しめられた相手。若い力のある選手が出てきている」と述べた。

2025/04/18 07:45
https://japanese.joins.com/JArticle/332704

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