◇尹大統領が就任2年会見で妻の疑惑を謝罪 日本との協力姿勢強調
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は9日、就任2年にあたっての記者会見で、夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏が高級ブランドバッグを受け取ったとされる疑惑について問われ、「妻の賢明といえない行動により国民の皆さんにご心配をかけたことに対し、謝罪申し上げる」と述べた。対日関係については、「私と岸田首相は互いに十分に信頼し合っており、両国関係を発展させるという思いが十分にある」と強調。「北の核への対応や両国の経済協力のため、インド太平洋地域と国際社会でのリーダーシップのため協力しなければいけない」とし、「さまざまな懸案や過去の歴史が障害になるかもしれないが、確固たる目標志向性を持ち、忍耐しながら進むべき方向へと歩んでいかなければならない」と語った。
◇尹大統領「医療改革は先延ばしできず」 少子化解決にも重要
尹錫悦大統領は就任2年となるのを前に開いた記者会見で「大学医学部増員を含む医療改革は爆発的に増加する医療需要を勘案したもので、これ以上は先延ばしにできない課題だ」とし、「政府はロードマップに従ってこつこつと、国民のための医療改革の道を進んでいく」と表明した。少子化対策としても医療改革が重要だと強調し、「子どもたちのための必須医療、地域医療の体系をしっかり整えなければならない」と述べた。
◇国内メーカー3割超が「投資縮小」 生産コスト増加で
国内メーカーの3割超が今年上半期の投資を減らしていることが分かった。大韓商工会議所が全国の製造業2230社を対象に投資動向を調査した結果、回答した企業の34.2%が「当初の計画より縮小または遅延している」と答えた。投資が計画より減った要因として「原材料価格など生産コストの増加」(31.2%)が最も多く挙げられた。不安定な原油価格や原材料価格の推移に対応するため、投資余力を生産費用に回したものと分析される。
2024/05/09 18:00
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20240509002400882