韓国最大野党・共に民主党は2日、大統領選出馬を宣言した無所属の韓悳洙(ハン・ドクス)大統領選予備候補に対し、「事実上、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が非常戒厳宣布により起こした内乱の共犯者だ」「出馬の名分がない」と強く批判した。
同党の趙承来(チョ・スンレ)選挙対策委員会首席広報団長は同日、国会で行ったブリーフィングで、「韓悳洙氏の出馬宣言は内乱代行を前面に押し出した内乱残党による『第2の内乱の試み』だ」「韓悳洙という仮面をかぶった尹錫悦が再び大統領選挙に出たものだ」と言った。
そして、「憲政破壊容疑者が改憲を、経済破綻責任者が民生を、売国交渉未遂犯が通商を持ち出すなんて、鉄面皮にしてもこれほどの鉄面皮はいない」「大統領選挙の性格が『第2の内乱を夢見る内乱残党と、内乱終息を願う国民』の間の対決であることがハッキリした」と述べた。
同党の金民錫(キム・ミンソク)常任共同選対委員長はソウル・汝矣島の党本部で開かれた中央選対会議で、「韓悳洙は今日、食い逃げする。乙巳(条約=1905年の第二次韓日条約)の李完用(イ・ワンヨン)以降、最悪の宰相、乙巳食い逃げの韓悳洙、無責任の代名詞として記録されるだろう」「韓悳洙出馬は尹錫悦出馬だ」と述べた。「乙巳」とは干支(えと)の「きのとみ」のことで、1905年も今年も乙巳年に当たる。
チョン・ビョンス記者
2025/05/03 09:00
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