韓日国交正常化60周年を迎えて…韓国外交部長官「朝鮮通信使は信頼の象徴」

投稿者: | 2025年5月9日

「朝鮮通信使は韓国と日本の間の信頼や平和、そして友好の象徴です」

韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は8日午後、ソウル鍾路区(チョンノグ)のソウル歴史博物館で開催されている朝鮮通信使関連特別展「心のつきあい、余韻が波のように」を観覧し、このように述べた。朝鮮通信使は、日本の江戸幕府の要請を受け、1607年から1811年まで朝鮮から日本に12回にわたって派遣された外交使節団を意味する。

 趙長官はこの日、「朝鮮通信使は外交を越えて民間交流にまで拡大した」として「このような歴史は、韓日両国の現在はもちろん、未来にも依然として示唆するところが大きい」と明らかにした。実際、朝鮮通信使関連の記録物は2017年、ユネスコ世界記憶遺産に韓日共同で登録された。

外交部によると、今回の展示会は今年、韓日国交正常化60周年を記念して開催された。両国の博物館が協力して設けられた朝鮮通信使関連遺物128点が展示されている。外交部当局者は「朝鮮通信使の足跡を振り返り、韓日友好と交流の意味を再確認する機会になるだろう」と説明した。

外交部によると、今年の韓日国交正常化60周年をきっかけに、様々な両国共同記念行事や政府、自治体レベルの行事が相次いでいる。同日を基準に民間行事55件をはじめ、計100件余りの記念事業が承認されて推進中だ。

1965年6月22日は韓国が日帝強占から解放されてから20年ぶりに韓日両国が韓日基本条約を締結し、公式に外交関係を樹立した日だが、今年がそれから60周年になる節目の年だ。

2025/05/09 11:35
https://japanese.joins.com/JArticle/333572

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