米海軍の公式ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に最近、日本の旭日旗(戦犯旗)の写真が掲載されたことに関連し、誠信(ソンシン)女子大学の徐坰徳(ソ・ギョンドク)教授が抗議の意を伝えた。
米国海軍の公式SNSには「兵士が海軍基地を離れる航空母艦『ジョージ・ワシントン(USS George Washington)』に向かって旭日旗を持っている」という説明とともに2人の兵士が旭日旗を広げて見せる写真が4月27日付で掲載された。
これを受け、徐教授は「ネットユーザーから情報提供を受けた後、米国海軍SNSを確認したところ、問題の写真を発見することができ、多くのネットユーザーが指摘している」と説明した。
また、米軍海軍側に送った電子メールを通じて「1941年ハワイ・オアフ島の真珠湾にあった米国海軍基地に対する日本の奇襲攻撃を忘れたのではないか」と指摘し「旭日旗は日本人の豊漁、出産などの意味でも使われてきたが、過去日本がアジア各国を侵略する時に前面に掲げた旗で日本の軍国主義と帝国主義を象徴する」と説明した。
徐教授は「旭日旗の再使用は過去に日本が犯した侵略戦争の歴史を否定するものであり、アジア人には戦争の恐怖を再び想起させる行為であり、ファシズムの象徴」と強調した。
また、徐教授は抗議のメールにニューヨーク・タイムズの真珠湾爆撃に関する歴史広告と旭日旗に関する映像を添付したと伝えた。
徐教授は「これまで国際機関および国際行事、グローバル企業が使用した旭日旗の模様を着実になくしてきたように、今後も『全世界の旭日旗退治キャンペーン』を持続的に繰り広げていく」と強調した。
2024/05/10 11:09
https://japanese.joins.com/JArticle/318494