コメ不足にさいなまれている日本への韓国産コメの輸出が活発化している。
3日、NH農協貿易などによると、今年4月、全羅南道海南(チョルラナムド・ヘナム)のコメ2トンから始まった韓国の日本向けコメの輸出が今年185トンに達した。わずか1カ月後に起きたことだ。
農協経済持株関係者は韓国紙「毎日経済」に「追加で約650トンの輸出が確定した」として「海南、康津(カンジン)、河東(ハドン)などから今年日本に向かう農協米は計830トンに達する」と明らかにした。
朝日新聞が財務省の貿易統計を分析した報道によると、今年4月の1カ月間に日本が輸入したコメは6838トンで、この1年間(2024年4月~2025年3月)の輸入量3011トンの2.3倍に達した。主要輸入国を見ると、米国が80%を占め、インド、タイ、ベトナムなどが後に続いた。
NH農協貿易の日本の子会社である韓国農協インターナショナルは、輸入したコメを自社のオンラインモールで一部販売し、日本の卸売り・小売業者に渡す。独自のオンラインモールでは、韓国産コメが新たに入るやいない売り切れが続いている。自社のオンラインモールで販売する韓国産コメの価格は4キロに4108円だ。
2025/06/04 10:14
https://japanese.joins.com/JArticle/334565