李在明政権で初の独島防衛訓練、例年の規模、非公開で実施

投稿者: | 2025年7月18日

 軍と海洋警察は17日、独島(ドクト)防御訓練を非公開でおこなった。今回の訓練は、李在明(イ・ジェミョン)政権の発足後、初の独島防御訓練だ。

 海軍当局は「韓国軍は毎年定例的に東海(とんへ)守護訓練を実施してきた」とし、「今回の東海領土守護訓練は、韓国の領土、国民、財産に対する脅威に対応するために実施した」と述べた。今回の訓練の正式名称は東海領土守護訓練だが、通常は独島防御訓練と呼ばれる。軍と海洋警察は1986年から毎年、上半期と下半期に分けて定例の独島防御訓練を実施してきた。

 訓練は、日本の極右勢力をはじめとする外国の船舶や航空機などが独島の奇襲上陸を試みたり、近くの海上で武力衝突を引き起こしたりすることを想定して行われる。独島が自国の領土だと主張する日本は、独島防御訓練を行う度に抗議してきている。

 この日の訓練は、海軍と海洋警察の数隻の艦艇が独島周辺海上に投入されるなど、例年と同様の規模で行われたという。軍は詳しい訓練の規模や内容を公開していない。

 この訓練は韓日関係の影響を大きく受けてきた。国防部は、韓日関係に大きな問題がない時、うまくいっている時には、非公開で訓練を行ったり、艦艇と航空機を動員した実機動訓練ではなく、コンピューターのシミュレーションで行う指揮所演習で代替したりもしてきた。

 2019年8月に韓国が「韓日秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)」の終了を宣言した直後に実施された最初の訓練は、海軍と海洋警察の10隻あまりの艦艇と空軍の主力戦闘機F-15Kを含む10機あまりの航空機が動員され、イージス艦「世宗大王」(7600トン級)と海兵隊、海軍特殊戦戦団(UDT)、陸軍特殊戦司令部の兵力も独島に投入された。当時、国防部は訓練の映像もメディアに公開した。

2025/07/17 21:00
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/53764.html

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