北朝鮮、来年の名古屋アジア競技大会に参加の意向…260人規模の派遣を希望

投稿者: | 2025年9月18日

北朝鮮が来年日本で開催されるアジア競技大会に大規模な選手団を派遣するという意向を日本側に伝えたことが分かった。

共同通信は17日、「北朝鮮が2026年9月19日に開幕する愛知・名古屋夏季アジア競技大会に参加したいとの意向を明らかにした」と伝えた。大会組織委員会の関係者によると、北朝鮮はサッカーをはじめ17種目に約150人の選手を含む計260~270人規模の選手団派遣を希望した。

 こうした規模は北朝鮮国籍者の日本入国事例の中でも異例という評価だ。共同通信は「日本政府が北朝鮮のミサイル挑発に対する独自の制裁で原則的に北朝鮮国籍者の入国を禁止しているだけに慎重な検討が避けられない」と伝えた。

ただ、日本政府は過去にも国際スポーツ交流には例外を認めている。昨年2~3月に北朝鮮の男女サッカー選手団の入国を認めたが、当時の規模は数十人だった。

北朝鮮は新型コロナ拡大の余波で2021年東京オリンピック(五輪)には参加しなかったが、その後の2023年中国杭州アジア競技大会、2024年パリ五輪には選手団を派遣した。今回の日本アジア競技大会への参加が実現すれば、北朝鮮は5年ぶりに日本領土を踏むことになる。

共同通信は「大会組織委が今月、各国選手団長を対象にした準備説明会を開く予定だが、北朝鮮は在日同胞を代わりに派遣する方向で調整するとみられる」と伝えた。

2025/09/18 08:33
https://japanese.joins.com/JArticle/338818

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