米エネルギー省長官「アラスカLNG事業に韓日企業の参加協議」

投稿者: | 2025年9月25日

米エネルギー省のライト長官は24日、米国が推進するアラスカ液化天然ガス(LNG)送油管建設事業に韓国と日本の企業の参加について協議していると明らかにした。

ライト長官は会見で「われわれは日本企業、韓国企業、アジア企業などさまざまな企業と協議している。このプロジェクトは今後12カ月以内で着工すべきと考える」と話した。彼はまた「アラスカLNG事業は東アジア、特に日本まで船舶運送距離が短くコスト競争力があり、他のLNG輸出ターミナルより高くないだろう」と強調した。

 この事業はアラスカ北部プルドー・ベイのガス田から抽出した天然ガスを、長さ1300キロメートルパイプラインを通じアンカレジ近くの不凍港まで運送した後、液化してアジア地域に輸出する大規模プロジェクトだ。初期投資費用だけで約450億ドル(約6兆6969億円)と試算される。

ライト長官は「50年前にアラスカ石油輸送パイプラインを2年で完工した経験がある。今回のガスパイプラインは同じルートで作るため建設条件はより有利だ」と説明した。また「資本調達は米国企業とアジア企業の混合形態になる可能性が大きく、エネルギー省も信用支援を検討中」と明らかにした。

韓国企業も参加検討に出た。ポスコインターナショナルはアラスカガスライン開発公社(AGDC)とともに民間投資家として参加したエネルギー企業グレンファーンとLNG導入関連予備契約を締結し、最初にプロジェクト参加検討を公式化した。また、ポスコE&Cもやはり内外でのLNGターミナル建設経験に基づき参加の可能性を検討しているという。

今回の協議が本格化する場合、韓国企業がアラスカLNGプロジェクトの主要投資家として建設パートナーになる可能性も注目される。

2025/09/25 11:16
https://japanese.joins.com/JArticle/339109

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