「キャプテン」孫興慜が有終の美…最終節で2けた得点・アシスト達成

投稿者: | 2024年5月20日

「キャプテン」孫興慜(ソン・フンミン、トッテナム)がイングランドプロサッカープレミアリーグ(EPL)最終戦で個人通算3度目の2けた得点・アシストを達成した。

トッテナムは20日(日本時間)、英シェフィールドのブラモールレーンで行われたシェフィールド・ユナイテッドとの2023-24シーズンEPL最終38節で3-0で勝利した。勝ち点3を追加したトッテナム(勝ち点66)は6位チェルシー(勝ち点63)の追撃を抑えて5位を守り、来季の欧州サッカー連盟(UEFA)ヨーロッパリーグ進出権を獲得した。ヨーロッパリーグはUEFAチャンピオンズリーグより一つ下の欧州クラブ対抗戦。

 左サイドのFWで先発出場した孫興慜は前半14分、デヤン・クルセフスキの先制決勝ゴールをアシストし、歴史を築いた。今季17得点の孫興慜はこの日、アシストを追加し、17得点-10アシストとなった。孫興慜が2けた得点・アシストを達成したのは2019-20シーズン(11得点10アシスト)、2020-21シーズン(17得点10アシスト)に続いて通算3度目。2けた得点・アシストは多才多能なFW選手の象徴だ。ゴール決定力が優れながら正確なパス能力を備えている選手は多くないからだ。

今季トッテナムの主将を務めた孫興慜は無理にゴールを狙うよりも同僚にパスを出すチームプレーが光った。EPLでも少数のレジェンド選手だけがこの記録を達成している。孫興慜はEPLでシーズン2けた得点・アシストを3回以上マークした歴代6人目の選手となった。

これまでウェイン・ルーニー、モハメド・サラー(以上5回)、エリック・カントナ、フランク・ランパード(以上4回)、ディディエ・ドログバ(3回)の5人だけだった。アジア選手では孫興慜が初めてだ。孫興慜は後半43分にデイン・スカーレットと交代した。

一方、ウルバーハンプトンの黄喜燦(ファン・ヒチャン)はリバプールとの最終戦で攻撃ポイントがなく、12得点3アシストでシーズンを終えた。リーグカップ試合の1ゴールまで加えると、今季13得点3アシスト。

この日は名将ユルゲン・クロップ監督(ドイツ)の最後の試合だった。2015年からリバプールを率いたクロップ監督はEPL優勝1回、イングランドサッカー協会(FA)カップ優勝1回、リーグカップ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝1回など主要大会の優勝トロフィーをすべて手にした。リバプールのホーム観客は試合前、クロップ監督に別れのあいさつをするカードセクションをした。一部の選手と観客は別れを惜しみながら試合後に涙を流した。

2024/05/20 08:11
https://japanese.joins.com/JArticle/318813

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