K-POPガールズグループの「チケットパワー」…東京ドームデビュー時期が早まった(2)

投稿者: | 2024年5月20日

観客5万人を収容することができる東京ドームは日本現地でも成功した歌手だけしか公演できない「夢の舞台」と言われている。2007年歌手Rain(ピ)を皮切りに、東方神起・SHINee(シャイニー)・EXO(エクソ)・BIGBANG(ビッグバン)・BTS(防弾少年団)・少女時代・KARAなどがそのステージに立った。

第4世代ガールズグループが短期間で東京ドームデビューを果たすことができたのは、日本国内で韓国アイドルの活躍の重心がボーイズグループからガールズグループにシフトしているという傍証でもある。大衆音楽評論家のキム・ドホン氏は「世界的なK-POPブームのおかげもあるが、第4世代ガールズグループがデビュー時から企画が高度化されて、魅力的なストーリーラインがより強化されて日本現地で大きな関心を集めている」と分析した。

 パフォーマンス・歌唱力などで一定水準以上の実力を備えた完成された形でデビューする韓国ガールズグループの「伝統」も無視することができない人気要因だ。これは韓国アイドルと日本アイドルを区別する要因でもある。ジョージメイソン大学韓国キャンパス国際学科のイ・ギュタク教授は「日本ファンがK-POPガールズグループに期待するものはJ-POPガールズグループとは違う。日本ガールズグループは、グループが成長する過程をファンが見守る成長型コンセプトが強い反面、韓国ガールズグループには華やかなパフォーマンス、優れた歌唱力などプロアーティストとしての姿を望む」と話した。「デビュー時から先輩グループよりも完成された形の姿を見せた第4世代ガールズグループは日本ファンのそのような期待需要を十分に満足させている」と付け加えた。

日本ガールズグループにはあまりないコンセプトやストーリーを備えた点も日本市場で彼女たちを一層際立たせている。女性性に限定されず「自己愛」を基に堂々とした姿を表現したり、グループだけの固有の感性・世界観を前面に出す第4世代ガールズグループのスタイルが日本ファンの心に刺さっているということだ。

最近発表した新曲コンセプトだけを見ても、aespaは13日に強烈でカリスマあふれる新曲『Supernova』を公開し、IVE(アイブ)は先月から韓国の古典美を強調した曲『HEYA』で活動中だ。NewJeansは先月27日に発表した新曲『Bubble Gum』ミュージックビデオ(MV)でビデオテープ・ビデオカメラなどNewJeansの象徴であるアナログノスタルジーを濃厚に漂わせて話題を集めた。大衆音楽評論家のチョン・ミンジェ氏は「日本の10~20代にはすでにK-POPがメインジャンルの一つとして定着しているのでデビューしてからそれほど経たないガールズグループでもヒット曲があればドームで公演をする階級になる」とし「以前のように日本活動を目的に長く滞在して認知度を上げる必要がなくなった」と解説した。

2024/05/20 08:44
https://japanese.joins.com/JArticle/318815

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)