曺国の妻、「娘チョ・ミンの表彰状は偽造された」と主張の大学元総長を告訴

投稿者: | 2025年10月21日

 曺国(チョ・グク)祖国革新党非常対策委員長の妻・鄭慶心(チョン・ギョンシム)東洋大学(韓国)元教授が、「娘チョ・ミン氏の表彰状は偽造されものだ」と主張した崔成海(チェ・ソンヘ)同大学元総長らを告訴していたことが19日に分かった。

 法曹関係者によると、鄭慶心元教授は先月30日、ソウル警察庁に崔成海元総長と元副総長ら学校関係者8人を証拠隠滅・謀略による偽証などで告訴したとのことだ。

 鄭慶心元教授側は告訴状で、「『チョ・ミンの表彰状発行日は発行機関の語学教育院に職員がおらず、発行そのものが不可能だった』という判決を反証する証拠が出てきた」と主張しているという。語学教育院の職員が勤務していない期間とされている2012年8月と9月に、語学教育院職員名義の東洋大学内部の公文書が新たに発見されたというものだ。

 さらに、鄭慶心元教授側は「『チョ・ミンの表彰状を決裁したことはないし、資料も書類もない』という崔成海元総長の証言も、鄭慶心元教授夫妻に害を与えるための偽証だ」と主張したという。また、検察捜査時、チョ・ミン氏の受賞内訳関連書類などの証拠を隠滅した状況があるとも主張しているとのことだ。

 「曺国問題」は2019年、娘チョ・ミン氏の表彰状偽造などの入試不正疑惑などに端を発した騒動だ。曺国委員長は当時、法務長官だったが、辞任や検察の大々的な捜査が相次いだ。鄭慶心元教授は2022年に懲役4年、曺国委員長は2024年に懲役2年の刑が確定したが、今年8月に李在明(イ・ジェミョン)政権の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)特赦で釈放された。

イ・ソンモク記者

2025/10/21 14:00
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/10/20/2025102080079.html

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