柳時敏氏「トランプはやくざ」…大国との向き合い方、韓国と日本の違いに言及 韓米関税交渉

投稿者: | 2025年10月24日

 柳時敏(ユ・シミン)元盧武鉉(ノ・ムヒョン)財団理事長が、韓米関税交渉の難航と関連して「『今サインしなければ米軍を引き揚げる』と脅迫しているようだ」と語った。

 柳・元理事長は19日、ユーチューブの個人チャンネル「柳時敏釣りアカデミー」で「尹錫悦(ユン・ソンニョル)=前大統領=がいたら、今の米国にどれくらいカネをばらまいてやっただろうか」としつつこのように発言した。

 柳・元理事長は「(李在明〈イ・ジェミョン〉)大統領が『外国の軍隊なしに自主国防するのは古い考えだ、どのようにでもできる』と話しているのが、(米国に対する)答えのようだ」「(在韓米軍を)引き揚げても、金正恩(キム・ジョンウン)が居眠りしているから別に関係ない」と語った。さらに「前回、尹錫悦が無人機を送り込んで騒ぎを起こしても、北朝鮮は居眠りしているし、(南北を結ぶ)道路を遮断した理由は、本当に攻め込んでくるのだろうかと思ったから」「(北朝鮮は)戦争になったら死ぬと分かっている」と述べた。

 「トランプの横暴はあまりにひどい」「やくざでなくて何なんだ」というコメントに対し、柳・元理事長は「やくざだ。韓国が3500億ドル(現在のレートで約53兆円。以下同じ)でサインしないから、現代の工場をXXした」と応じた。9月に米移民・税関捜査局(ICE)がアラバマ州にある現代自動車グループ・LGエナジーソリューションの合弁バッテリー工場建設現場で韓国人労働者317人を逮捕・拘束した事件に言及したのだ。その上で「ICEでただやったわけじゃない。『おきゅうをすえろ』とやったのであって、われわれはLGと現代自動車がちょっと損害を受ければ済む。残念ではあるが…」と続けた。

 柳・元理事長は、米国に5500億ドル(約84兆円)投資すると決めた日本に向けては「あまりにも笑わせる」と言及した。その上で「日本は太平洋戦争時を除けば、大国とこうして何かやってみた経験が特にない」「けれどわれわれは漢の時代から2000年間、中国のXXたちに苦しめられ、ノウハウを覚えた。だからわれわれはむやみにひざまずかない」と主張した。

パク・ソンミン記者

2025/10/24 10:00
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/10/23/2025102380122.html

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