【TV朝鮮】(アンカー)
カンボジアの犯罪拠点で韓国人を誘引する仕事に身を投じている人々も、各人各様です。私どもの取材の結果、中国の名門大学に通っていた韓国人留学生の間でも、犯罪に加担するよう提案されたというケースが幾つもありました。イ・ナクウォン記者の独自取材です。
(記者リポート)
20代女性のAさんは少し前、中国留学時代に知り合った韓国人の知人からアルバイトを提案されました。
「日本語を使えて、違法な仕事でも関係なくやる人を探している」というショートメールでした。
(情報提供者)
「最初は日本語で話をちょっとしてから、準備された俳優がいるので、その人たちがまた残りの仕事をすると…(おおっぴらにロマンス詐欺だという話をするんですか?)はい」
Aさんに提案をした人物は、中国最高の名門大学に通っていた秀才でした。
(情報提供者)
「名門大学も、もう出たのというに、そんなことを提案するというのにちょっと驚いて。中国の名門大学に進学している友だちが、もしかして似たようなことをやってるのか? そうでないなら提案されただろうか…」
知人が提示した月給はなんと1000万ウォン(現在のレートで約106万円)で、周囲にいる日本語がうまい人も紹介してほしい、と繰り返し提案しました。
(情報提供者)
「簡単な仕事なのにお金をそんなにたくさんくれるのは、ちょっとおかしいじゃないですか。だから、とにかく、周りの人の紹介でも別にやりたくもなくて…」
実際、カンボジアの現地犯罪拠点では、このように韓国人を対象に日本人女性のふりをしてアプローチし、カネをだまし取るロマンス詐欺が横行しています。カンボジア・プノンペンからTV朝鮮、イ・ナクウォンがお伝えしました。
(2025年10月24日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)
2025/10/29 09:20
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/10/27/2025102780076.html