トランプ氏、日本にロシア産ガス輸入中止を要請…高市首相は応じず

投稿者: | 2025年10月30日

ドナルド・トランプ米大統領が日本訪問中、ロシア産液化天然ガス(LNG)の輸入中止を求めたと、日本の現地メディアが報じた。

日本経済新聞によると、トランプ大統領は28日、日米首脳の昼食会で高市首相に対しロシア産LNGの輸入禁止を要請した。

 高市首相はこれに対し慎重に難色を示したとされる。日本企業が出資しているロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」に関連し、「日本が手を引いたら中国やロシアが喜ぶだけだ」との趣旨でトランプ大統領を説得したという。

これに関連して、共同通信も「高市首相が(トランプ大統領に対し)当面はロシア産LNGの輸入を継続する意向を伝えた」と報じた。日本が輸入するLNGのうち、ロシア産は約9%を占めている。

これに先立ち、米財務省のスコット・ベッセント長官も先月15日(現地時間)、当時財務相だった加藤勝信氏と会談し、ロシア産エネルギー輸入の停止を求めた。

トランプ政権はロシアへの制裁を理由に、欧州連合(EU)、主要7カ国(G7)、インドなどに対してロシア産エネルギー輸入の禁止を求めており、EUはすでに、ロシア産LNGの取引を来年末までに停止する方針を明らかにしている。

2025/10/30 10:17
https://japanese.joins.com/JArticle/340399

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