「痛くてすみません」…仁川発米国行き飛行機の回航騒ぎ

投稿者: | 2024年5月21日

19日、仁川(インチョン)国際空港で米国サンフランシスコに向けて出発した米国国籍の飛行機が機長と乗務員の集団食中毒により引き返す騒ぎが起きた。

20日、ソーシャルメディア(SNS)と航空業界によると、前日午前11時30分、仁川空港を出発してサンフランシスコに向かっていたユナイテッド航空UA806旅客機が、日本北東側の仙台付近まで行ったが引き返して再び仁川空港に戻った。

 仁川空港側によると、公式的な回航の理由は「その他の事項」となっている。航空業界によると、通常、機体欠陥などの理由は「その他の事項」として記せず、食中毒問題があって引き返すことになった場合、その他の事項として記すという。

実際、該当旅客機の搭乗客がSNSに掲載した映像によると、乗務員が機内放送を通じて機長と乗務員の団体食中毒に言及し、謝罪している。乗務員は放送で「飛行機が仁川に引き返した」とし「乗務員と操縦士が食べ物を食べてとても痛く、他に方法がなかった」と案内した。また「搭乗口到着後、地上職員が乗客を助ける。申し訳ない」と述べた。

この映像を撮影した搭乗客はSNSを通じて「飛行機が激しく揺れた」と当時の状況を伝えた。同じ飛行機に搭乗したという別の乗客は「月曜日に(学校の)授業があったが、自主的に空講義として処理することになった」と明らかにした。

一方、航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、該当航空機は20日午後12時5分に再び仁川国際空港を出発し、サンフランシスコに向かっている。同日午後5時30分基準で米アラスカ付近の海域を通過している。予想到着時間は午前5時52分(現地時間)だ。

2024/05/21 11:18
https://japanese.joins.com/JArticle/318893

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