「ロバに頭を蹴られたのか」…中国官営メディア、高市氏に暴言

投稿者: | 2025年11月14日

高市早苗(たかいち さなえ)首相の「台湾介入」発言をめぐり、中国の官営メディアが強い表現の批判を浴びせた。

中国中央テレビ系のソーシャルメディア(SNS)アカウント「玉淵譚天」は12日、高市氏に対して“愚か、間抜け”という意味の「ロバに頭を蹴られたのか」という、暴言とも取れる書き込みをした。

 このメディアは外交的なシグナルを発信する際にしばしば利用される。また同メディアは高市氏について、日本の国防予算拡大のために台湾問題を誇張する「政治的日和見主義者」と描写した。さらに、「このように引き続き一線を守らず、空言を言い続けるなら、その代償を払うことになるかもしれない」と警告した。

強硬な民族主義者であり、対中タカ派としても知られる高市氏は、就任して1カ月も経たないうちに中国と強い摩擦を引き起こしている。

高市氏は7日、衆議院で、日本の現職首相として初めて、台湾有事は日本が集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」に該当する可能性があると述べた。

これに対し、駐大阪中国総領事の薛剣氏はX(旧ツイッター)に「一部の頭の悪い政治屋が選ぼうとする死の道」と書き込み、その前には「汚い首は斬ってやるしかない」といった脅迫的なコメントを投稿したが削除した。

これに関連し、与党・自民党の小林鷹之政務調査会長は「到底看過できるものではなく、中国政府に対して強く抗議する」とし、薛氏の追放も検討すべきだと主張したという。

茂木敏充外相と木原稔官房長官も中国側に抗議し、適切な対応を求めたと明らかにした。

2025/11/14 07:57
https://japanese.joins.com/JArticle/341014

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