李大統領、「日中対立」の中で日本の高市首相、中国の李強首相と相次ぎ会談

投稿者: | 2025年11月24日

 中日の対立が高まるなか、李在明(イ・ジェミョン)大統領は23日(現地時間)、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で日本の高市早苗首相、中国の李強首相と相次いで会談した。

 大統領室は同日発表した報道資料で、李大統領がG20サミット会場で高市首相および李首相とそれぞれ会合したと明らかにした。李大統領と高市首相は略式会談で、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を機に開かれた2国間会談以来の再会に対する喜びを示したという。また、厳しい国際情勢の下、韓日両国関係の重要性と未来志向的な協力の必要性を重ねて確認した。

 大統領室によると、李大統領は「両国関係を安定的に管理していくことが政治家の役割」だとし「協力可能な分野に集中し、関係を一段階さらに発展させていくことを願う」と伝えたという。両首脳は今後、韓日シャトル外交を続けながら経済・安全保障などの多様なイシューに対して緊密に意思疎通していくことにした。

 李大統領は続いて李強首相との会談でも「韓中首脳会談を通じた両国関係の全面的な復元を肯定的に評価し、両国の国民の暮らしに実質的に貢献できる協力を推進しきたい」と述べた。これに対し李首相は「習近平国家主席の国賓訪韓は成功裏に行われた」とし「両国の懸案に対する互恵的協力だけでなく、長期的な観点から両国関係を継続的に発展させていくことを希望する」と答えた。また、李大統領のG20サミットでの発言を高く評価し、これと関連して両国間の協力を続けようと述べた。李大統領は李首相に「習主席に格別によろしく伝えていただきたい。近いうちに北京で会えることを期待している」と述べた。

 大統領室は「李大統領と李強首相の会談は、習主席の国賓訪韓を機に設けられた韓中関係の全面復元のモメンタムを土台に、両国の最高位レベルでのポジティブな交流の流れをつなげるという点で意味がある」と説明した。

2025/11/24 01:28
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/54806.html

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