「彼女の隣に座らせろ」機内でトラブル…上海着陸30分前に成田へ引き返す

投稿者: | 2025年12月4日

機内で交際相手の隣に座らせてほしいと騒ぎを起こした男性のせいで、飛行機が緊急で引き返すことになった。

2日、中国メディア「極目新聞」などによると、前日午後7時に成田国際空港を出発し、中国・上海浦東国際空港へ向かっていたスプリング・ジャパンのIJ005便は、「乗客の行動によって機内の秩序が乱れ、飛行の安全が脅かされた」として引き返した。

 当時、飛行機に乗っていた乗客らが「極目新聞」に語ったところによると、ある男性乗客は女性同伴者と別々の席に座っており、客室乗務員に同伴者の隣の席への変更を求めた。しかし、乗務員がこの要請を断ったため、口論に発展したという。

この口論は離陸後およそ2時間にわたって続き、最終的に機長は日本当局に通報したうえで、着陸約30分前の時点で成田空港への引き返しを決断した。

飛行機は午後11時頃に成田空港へ着陸し、この男性はすぐに日本の警察に連行されたと伝えられている。

当時の乗客が撮影した機内動画には、客室乗務員と男性乗客が対峙する様子や、成田空港に着陸した後に警察が機内へ乗り込む場面が映っていた。

スプリング・ジャパンは、この便に搭乗していた乗客にそれぞれ1万円の補償金を支給し、代替便を用意した。代替便は翌日午前10時に改めて出発した。

一方、春秋航空は上海に本社を置く格安航空会社だ。スプリング・ジャパンは2012年に設立され、千葉県成田に本社を置いている。現在、同社は日本航空(JAL)が運営しており、スプリング航空は株式のみを保有している状態だ。

2025/12/04 11:32
https://japanese.joins.com/JArticle/341766

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