韓国プロ野球SSG、日本独立リーグの白川恵翔を短期移籍選手として獲得

投稿者: | 2024年5月22日

韓国プロ野球SSGランダースが日本の独立リーグの投手、白川恵翔を短期代替外国人選手として獲得した。

SSGは22日、「ロエニス・エリアスが左内腹斜筋の負傷で6週間以上の治療が必要という所見が出てきた。球団は今年新設された、外国人選手がシーズン中の負傷で戦力から離脱する場合に代替できる制度を活用することに決めた。白川と180万円で契約した」と明らかにした。KBOでこの制度を活用した初めての事例だ。

 白川は徳島県出身で、2020年に独立リーグ徳島インディゴソックスに入団した。徳島は2005年に創立した独立リーグチームで昨年優勝したほか、2013年から11年連続で日本プロ野球(NPB)のドラフトで新人指名選手を輩出している。白川は今シーズン6試合で4勝1敗平均自責点2.17(リーグ3位)奪三振31(リーグ2位)を記録した。昨年の成績は15試合で4勝3敗平均自責点3.56だ。

SSGは「白川が対応の難しい投球テンポを持った点に注目した。また、最高時速150キロの速い直球とスライダー、カーブ、チェンジアップなど安定した変化球制球力を基に試合運びの面でも長所がある」と紹介した。

白川は「初めてプロ野球リーグで野球する機会が開かれてとても光栄。韓国でも私が持っている長所をうまく発揮しチームの勝利に寄与できるよう最善を尽くしたい」と所感を明らかにした。

エリアスは18日のキウム・ヒーローズ戦の先発投手に予告されたが、試合を準備中に左脇腹の痛みを訴えた。20日に精密検診を受け左内腹斜筋の損傷が見つかった。全治6週間の診断が出たが、1軍復帰まではさらに長い時間がかかる可能性もある。

SSGは「日本の独立リーグを中心に短期で招聘できる選手リストを作成していた。国際スカウトを直接派遣し対象選手らを観察した上で白川と契約した」と説明した。

KBOは今年から、既存の外国人選手が6週間以上の治療が必要なほど負傷した場合、該当選手をリハビリ選手名簿に登録し、その選手が復帰するまで代替外国人選手を出場できるようにする新しい制度を導入した。交代回数に入らず負傷した外国人選手は最小6週間経過後リーグに復帰できる。

負傷した外国人選手が復帰すれば代替選手は他の外国人選手と交代(登録回数1回差し引き)するかウェイバーを通じて契約を解約しなければならない。代替外国人選手雇用費用は既存選手と同一に1カ月当たり最大10万ドル(約1564万円)に制限する。日本の独立リーグに所属する選手らは30万円前後の月給を得ている。SSGはKBO規定よりはるかに低い金額で白川を獲得した。

白川は在日韓国人を除き、KBOリーグに所属する7人目の日本人投手と記録された。入来智投手(2003年、斗山ベアーズ)、森一馬投手(2003年、ロッテ・ジャイアンツ)、塩谷和彦内野手(2006年、SKワイバーンズ)、高津臣吾投手(2008年、ヒーローズ)、門倉健投手(2009~2010年、SK・2011年、サムスン・ライオンズ)、岡本真也投手(2010年、LGツインズ)に次いで韓国舞台を踏む選手になった。

2024/05/22 17:20
https://japanese.joins.com/JArticle/318974

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