日本で最近発生した地震は「中国が発生させた人工地震」「クマのたたり」などという虚偽情報が日本のソーシャルメディア(SNS)で拡散し、日本政府が自制を呼びかけた。
11日の読売新聞によると、X(旧ツイッター)などSNSでは、今回の地震をめぐり「政府や中国が人為的に発生させた人工地震」などの噂や、「クマのたたりがついに起きた」という主張が急速に広まっている。
昨年、南海トラフ地震臨時情報が発表された当時も大地震を予告する「地震雲」関連情報や写真などがオンライン上で広まった。これに対し気象庁担当者はデマなどに冷静に対応するように呼びかけた。
木原稔官房長官も9日の記者会見で「インターネット上で真偽不明の情報が流通している」とし「災害に関する情報は政府、自治体や報道機関の情報で確認してほしい」と話した。
一方、中国の観察者網は「最近M7.5度の地震が発生した後、日本のネット上では『今回の地震は中国が発生させた人工地震』というデマが広まっている」とし、日本当局が地震の原因について調査しているがSNSでは今回の日本の地震の背後に中国がいるという根拠のないデマが広まっていると報じた。特にメディアは、大平洋戦争当時にも日本では関東大震災が発生した際「朝鮮人背後説」で社会の不安の責任を朝鮮人で転嫁し、日本に居住する朝鮮人を大量虐殺したことがあると指摘した。
2025/12/11 11:19
https://japanese.joins.com/JArticle/342052