◆「高校の後輩、文在寅元大統領にも韓日海底トンネル説明」
特別報告には、統一教が韓日海底トンネル推進のために呉元市長側だけでなく複数の釜山地域の政治家と接触しながら管理したことが表れている。特別報告によると、統一教は2018年1月26日、当時市長選出馬を準備中だった呉元市長をはじめ、白宗憲(ペク・ジョンホン)国民の力国会議員(当時は釜山市議会議長)と会い、「平和高速道路の実現のために決意を新たにした」と述べた。
また、特別報告は当時の韓日海底トンネル研究会共同会長イ氏が高校の6年後輩である文在寅(ムン・ジェイン)元大統領と候補時代に会い、「1時間ほど韓日(海底)トンネルとベーリング海峡トンネルの建設について説明し、(このために)文大統領が今回の8月15日の祝辞で6カ国の鉄道連結を提案した」と主張した。
◆警察、海底トンネル釜山地域ロビー活動疑惑調査
警察が徐元理事長と接点があったパク氏を呼び出したのは、呉元市長をはじめ当時の釜山地域の政治家らに対する統一教の韓日海底トンネル建設ロビー活動疑惑の全般を調べるためとみられる。今回の統一教政治家金品授受疑惑と関連する田載秀(チョン・ジェス)共に民主党議員(元海洋水産部長官)も当時、呉元市長選挙陣営の常任選挙対策委員長として活動し、影響力を行使した。
特に警察はパク氏が統一教の元議員側への金品伝達過程にも介入したかどうかを確認している。田議員側は「韓日海底トンネルについては一貫して反対してきた」と容疑を否認している。
一方、警察はこの日、統一教のナンバー2と呼ばれる、韓鶴子(ハン・ハクジャ)総裁の元秘書室長チョン・ウォンジュ氏を再召喚し、容疑者として立件した。
2025/12/29 10:01
https://japanese.joins.com/JArticle/342718