「ベネズエラ版斬首作戦」直後…金正恩委員長はミサイルで答えた

投稿者: | 2026年1月5日

北朝鮮が4日午前極、超音速ミサイル火星11マ型と推定される弾道ミサイル数発を発射した。今回の発射は、トランプ米大統領がベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を追放したと公式発表してから約7時間後のことだった。トランプ大統領のターゲットとして北朝鮮も例外でないという見方が出てくる中、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が先制的に核報復能力を示したと解釈される。

韓国軍の合同参謀本部によると、この日午前7時50分ごろ、北朝鮮平壌(ピョンヤン)近隣から東海(トンヘ、日本名・日本海)上に発射された弾道ミサイルと推定される数発が捕捉された。ミサイルは約900キロ飛行したと、合同参謀本部は伝えた。

 射程距離や飛行軌跡を総合すると、今回のミサイルは北朝鮮の代表的な短距離弾道ミサイルKN-23発射体に極超音速滑空体(HGV)形状の弾頭を装着して改良した「火星11マ」である可能性が高いというのが軍内外の見解だ。火星11マは低高度変則機動をする場合、韓米の現資産では探知が難しい。北朝鮮は火星11マに戦術核を搭載できると主張してきた。

今回の挑発はマドゥロ大統領逮捕作戦と重なり、より一層注目される。米国が他国の領土の指導者を直接除去したのは、金正恩委員長が恐れてきた事実上の「斬首作戦」だ。これを目撃した北朝鮮が直ちに弾道ミサイル発射を通じて「我々はベネズエラのようにはならない」というメッセージを送ったのだ。

クォン・ヨンス国防大名誉教授は「火星11マの最大射程距離は約1500キロと推定され、韓半島(朝鮮半島)全域はもちろん沖縄を含む在日米軍基地の大部分を打撃圏に置く」と説明した。

専門家らはマドゥロ大統領の追放が核兵器に対する北朝鮮の執念強化につながると観測した。実際、金正恩委員長が核兵器保有を決心することになったのは、核を放棄したリビアの独裁者ムアマル・カダフィが2011年に悲惨な最期を迎えたことを反面教師としたためというのが定説だ。

朴元坤(パク・ウォンゴン)梨花女子大北朝鮮学科教授は「北は『核がないから米国が主権国家を侵犯して攻撃した』として核保有にさらに死活をかけ、これを正当化しようとするはず」と分析した。

北朝鮮外務省の報道官はこの日、「米国の不良的、野獣的な本性を改めて確認した」とし「最も深刻な形態の主権侵害を強く糾弾する」と明らかにしたと、朝鮮中央通信が報道した。

ただ、すでに武器用核物質を多量に保有しているうえ中ロと隣接する北朝鮮はベネズエラとは状況が異なるという指摘だ。この日、李在明(イ・ジェミョン)大統領は中国を国賓訪問したが、北朝鮮がミサイル発射を通じて「非核化は議題化もするな」という警告を送ったとみることもできる。

2026/01/05 07:28
https://japanese.joins.com/JArticle/342925

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