米中「マドゥロ衝突」…李大統領はきょう習主席と会談(1)

投稿者: | 2026年1月5日

韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が4日、中国北京に到着し、3泊4日の国賓訪問日程を開始した。折しも、ドナルド・トランプ米政府が軍事力を行使してベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を追放し、米中間の緊張が急速に高まる中で、8年余りぶりの国賓訪中が行われることになった。中国が首脳会談で米国の国際法違反などを批判する可能性が高い中、予想外のところで韓国外交が試されることになったとの指摘が出ている。

李大統領はこの日午後1時30分ごろ(現地時間)、北京首都国際空港に到着した。中国科学技術部の陰和俊部長(長官)が李大統領夫妻を出迎えた。陰長官は2022年に党中央委員に選出された高位級であり、「中国側が韓中関係の全面的な回復の流れを固めようとの意志を示したもの」と青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)は意味づけた。昨年10月、習近平国家主席の国賓訪韓時には、趙顯(チョ・ヒョン)外交部長官が空港で出迎えている。

 ◇トランプの「ドンロー主義」 vs 習近平の「多国間主義」…その間に挟まれた李大統領

中国の科学技術政策を総括する長官級が空港に出迎えに出たのは、韓国との先端技術および経済協力に重点を置くという意味に解釈される。

李大統領は5日、習主席と首脳会談を行う予定だ。韓国大統領の国賓訪中は2017年12月の文在寅(ムン・ジェイン)元大統領以来であり、韓国大統領の訪中自体も2019年12月以来、6年余りぶりとなる。

当初、今回の訪中は、米中首脳が昨年10月、韓国・慶州(キョンジュ)で会談して雪解けムードが漂う中で調整されたものだった。中日間の葛藤のさなかで、李大統領が日本より先に中国を訪れる外交的負担を甘受したのは、韓中関係改善の契機をつくるには米中間の和解ムードが形成された今が好機だと判断したためとみられる。韓国政府はこれを機に、限韓令(中国の韓流制限)の解除や、北朝鮮の核問題の解決に向けた中国の建設的役割を引き出すことなどを主要議題として扱う計画だった。

しかし訪中直前に起きたベネズエラ発の突発変数により、中国が米国に対して対立姿勢を取る可能性が高まったとの見方が出ている。トランプ大統領によるマドゥロ大統領追放は、石油などを狙った経済的目的だけでなく、中南米における中国の影響下に形成された「反米連帯」の輪を断ち切ろうとする狙いがあるためだ。

実際、中国は3日、外交部報道官の声明を通じて、これを「覇権的行為」だとし、「国際法を深刻に違反し、ベネズエラの主権を侵害している」と強く非難した。

2026/01/05 07:03
https://japanese.joins.com/JArticle/342922

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)