「日韓の離間を狙う」…韓中首脳会談に向かう日本の視線

投稿者: | 2026年1月6日

日本が李在明(イ・ジェミョン)大統領と習近平国家主席の韓中首脳会談に注目している。高市早苗首相の台湾有事軍事介入示唆発言で中日の葛藤が深まった中、韓国と中国が速いペースで関係改善に向かう状況だ。

読売新聞は5日、李在明大統領が国賓として初めて中国を訪問した事実を伝え、「国賓待遇」は韓日間の離間を狙うものだという分析を出した。昨年6月に就任した李大統領が習近平主席と首脳会談を行ったのは、慶州(キョンジュ)で昨年開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会談に続いて今回が2回目。

 同紙は「中国は、高市首相の台湾有事をめぐる国会答弁以降、対日圧力を強めており、韓国を厚遇することで日韓の離間を狙う」と評価した。李大統領が7日に上海臨時政府の庁舎跡を訪問するという事実にも言及した。

NHKも今回の韓中首脳会談に中国の「思惑」があると評価した。高市首相の国会答弁に反発して日本への批判を続ける中「歩調を合わせるよう促したい思惑もある」という見方を示した。昨年12月に行われた韓中外相会談で「日本の一部の政治勢力が歴史を逆行させようとしているのに対し、韓国が正しい立場に立つことを信じている」と述べた中国の王毅外相の発言を紹介したりもした。NHKは「中国としては、李大統領の訪問を通じて、韓国との関係を強化し、台湾や歴史をめぐっても歩調を合わせるよう促したい思惑もあるとみられる」と伝えた。

時事通信も李大統領と習主席の首脳会談を伝え、中国が台湾問題と歴史認識で韓国の「支持」を得ようとしていると分析した。時事通信は「中国側は中韓共通の『抗日』の歴史を強調し、良好な日韓関係に揺さぶりをかけた」と報じた。中国が「核心的利益の中の核心」に挙げる台湾問題に対し、韓国の同調を得ようという狙いがあるということだ。

一方、高市首相はこの日の年頭記者会見で中国との対話の意志を改めて表明した。高市首相は中日間の葛藤に関する質問に対し「さまざまな懸案と課題があるからこそ意思疎通が重要だ」とし「中国との対話についてはオープンであり、扉を閉ざすようなことはしていない」と強調した。

強硬保守性向の高市首相は昨年11月、衆議院で台湾有事における軍事介入を示唆する発言をし、中国の激しい反発を呼んだ。その後、中国空母「遼寧」艦載機が日本自衛隊戦闘機にレーダーを照射し、中国・ロシア軍が東海(トンヘ、日本名・日本海)と沖縄県沖で合同訓練をするなど両国の軍事的緊張も高まっている。

2026/01/06 07:46
https://japanese.joins.com/JArticle/342989

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